「マンガ大賞2026」大賞受賞作『本なら売るほど』
今年の2月、いつも行く美容院の待合スペースに、見慣れないマンガがありました。タイトルは「本なら売るほど」。どんな内容なのだろう、と手に取って読み始めたら、これがめっちゃ面白く、ヘアカットが始まって中断した続きが気になり、帰宅してからKindleで購入して全2巻をあっと言う間に読了してしまいました。
こちらで第1話が試し読みできます。
とある私鉄沿線の商店街で、若い店主が脱サラして始めた古本屋が舞台のお話ですが、本好きの方にはぐっとくるエピソード満載です。おそらく作者の児島さんが本好きで、少し個性的な登場人物たちのキャラクターや物語に重なる様々な本の世界を体験できるのが、とても魅力的。
私と同じように感じた方が多かったのか、「THE BOOK OF THE YEAR 2025」コミック部門第1位(『ダ・ヴィンチ』)、『このマンガがすごい! 2026』オトコ編第1位(宝島社)、そして「マンガ大賞 2026」大賞と、数多くの受賞をされていて、ひっそり見つけたつもりになっていた作品が思いがけず大ヒット作となっていたのに驚くと同時に誇らしい気持ちにもなりました。
ちょうど4月15日に第3巻が発売され、受賞もありいろいろとプロモーションがされています。
スタンディの写真は、神保町の書泉グランデで撮ったもの。作中で店主が着ている特徴的な(妙な)Tシャツを再現したものも、店舗でぶら下がっていました。
第3巻の発売を祝して、第2話がボイスコミック化されています。試し読み替わりにどうぞ。(島本須美さんはナウシカや「カリオストロの城」のクラリスの声の方ですね。)
書籍、本屋さんがお好きな皆様にぜひお届けしたい一冊です。
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