「神田日勝回顧展 大地への筆触」at 東京ステーションギャラリー
昨日、東京ステーションギャラリーで開催中の「神田日勝回顧展 大地への筆触」に行ってきました。朝ドラ「なつぞら」の天陽くんのモデルの画家、と言えばピンとくる方も多いかと思います。
公式サイトでもこのように紹介されています。
2019年上半期にNHKで放送された「なつぞら」。
その中で、主人公なつに大きな影響を与えた画家、山田天陽は、
神田日勝をモチーフとして生み出されたキャラクターです。
ドラマに出てくるエピソードの多くは、日勝の生涯にも現実に起こったことですが、
人物造形や人間関係、そして何より描かれた作品は大きく異なっています。
本展は、フィクションの衣を剥がし、神田日勝の実像に触れることのできる展覧会です。
想像していたより充実した展示内容で、しかも音声ガイド(webからイヤホンで無料で聴かせてくれるもの)が天陽役の吉沢亮さんのナレーション。天陽ファンの私はとても気分がアガりました!
どの作品も印象的でしたが、やっぱり遺作でポスターにも使われている「馬」は別格でした。あと、小品で「離農」というタイトルの作品。北海道で農家として生きていく厳しさと、農業へのリスペクトがしみじみ感じられる作品でした。
時間別の予約制で、密にならず快適にじっくり見ることができました。これから開催する美術展はもう全部この形式にしてほしいです。明日(28日)までの開催ですので、ご興味おありの方はお見逃しなく!
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