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2017/11/12

MOVIE 「ブレードランナー2049」

Blade_runner_2049_poster新作制作のニュースが報じられた時から期待と不安で公開を待っていた「ブレードランナー2049」、観てきました。

※内容に触れていますので、未見の方はご留意を。


公式サイトにある作品概要。


2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。
人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、
人間社会と危うい共存関係を保っていた。
危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と
呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた―。
LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、
《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、
その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。
彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、
ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、
30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。
いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉―
人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、
人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。

予告編。

カルト的な人気を誇る「ブレードランナー」。私はさすがにマニアではないが、久し振りに見たその世界は、相変わらず美しく、哀しく、そしてカッコよかった。

陰鬱な色彩と人工物の光に満ちた街。枯れはてた砂漠の郊外。
突きつけられる答のない命題。人と機械の境目は何か。記憶とは、生命とは。
レプリカントたちには希望が見えたが、主人公であるKには救いはあまり見出せない。

それでも絶望感が少ないのは、デッカードがたしかに幸せだった時期があったことがわかったからだろううか。

たしかに素晴らしい作品なのだが、前作を観ていなくても楽しめるかというと、不安はある。いろんな前提の説明を省いて「こういうもの」として描いており、しかもその前提はかなり複雑だからだ。映画館には片方が前作を観ていてもう一人は観ていないという様子の二人連れを多く見かけたが、前作をまったく観ていない方の感想を聞いてみたいと思ったりした。

これは作品そのものとは関係ないが、観ている間ずっとKを演じるライアン・ゴズリングがどうしても「大泉洋」に見えてしまって困った。「ラ・ラ・ランド」のときにはそんなことなかったのに、何故よりによってこんなクールな作品で。

パンフレットもカッコいい。

Blade_runner_2049_pamphjpg

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