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2017/09/20

MOVIE 「ダンケルク」

Dankirk周囲で評判の高い(最近このパターンが多いですね)「ダンケルク」を観てきた。
観るなら断然IMAX、という声が高かったので、迷わずIMAX。大正解だった。

※内容に触れているため、未見の方はご注意を。

予告編はこちら

世界が嫉妬する才能ノーラン監督が実話に挑む究極の映像体験。 アカデミー賞®最有力!全米興収ランキング2週連続NO.1!『ダークナイト』『インセプション』と、新作ごとに圧倒的な映像表現と斬新な世界観で、観る者を驚愕させてきたクリストファー・ノーラン監督が、豪華アンサンブルキャストと共に、史上最大の救出作戦の実話を描く、最高傑作が誕生!

1940年、海の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?

[究極の臨場感 ][究極のタイムサスペンス][究極の映像体験]――360°全方位から迫る息もつかさない99分間!

圧倒的な、「体験」の時間でした。本当に、ずっとダンケルクに一緒にい続けたような99分間。
終わったあと思わず「はあ~」と息を吐き出してしまいました。
常に緊迫感を絶やさなかった音楽はハンス・ジマー。さすがの職人芸です。

印象に残ったのは

・延々と続く不穏(映像、音楽ともに)
・水責めに継ぐ水責めに継ぐ水責め
・空と海と陸、それぞれ違う時間軸で進む話がやがてある一点で見事に交錯。しかしまさかここで!
・何はなくともイギリス人は紅茶(とビール)
・浜辺にわらわらと沸く「波の花」はまるで日本海
・“マッドマックス”トム・ハーディはやっぱり戦う男が似合う
・お久しぶりのケネス・ブラナーは貫祿たっぷり
・余計なサイドストーリーや登場人物の内面描写が一切ない、でも作品としてとても雄弁なところは「シン・ゴジラ」的

といったところ。

大戦の歴史や戦闘機に詳しい方が見るともっと楽しめるのでしょうけど、私のようなそのあたりに土地勘のない人間でも十分惹き付けられました。これはすごい。大画面できればIMAXでぜひ。

参考リンク:
「これ、どこが面白いの?」 『ダンケルク』が描く“事象”としての戦争、描かれない内面(ねとらぼ)

本来、戦争というのは個人にとってひどく断片的なものです。戦場に立つ一兵士には戦争全体を見回すことはできないし、後方で指揮をとる高級将校には前線の兵士の感情は分かりません。特に第二次世界大戦のような大規模な戦いで、人間が戦争の全体を知覚するのは不可能です。そんなよく分からないものの断片を、断片のままぶつ切りにして106分の上映時間に詰め込めるだけ詰め込んだのが『ダンケルク』です。

 だから、前述の観客の「どこが面白いの!?」という反応は至極もっともです。映画全体が、本来なら面白いはずがないもののぶつ切りでできているのですから。これを手放しで「面白かった!」といえる人はそう多くないと思います。

 しかし、できる限り実物の兵器に近い物を用いて戦争という事象を描いた映像に、筆者は圧倒されました。『ダンケルク』を見るのは、普段見ることのない「純粋で断片的な戦争」の姿をびくびくしながら垣間見るような、そんな体験なのだと思います。

『ダンケルク』感想 英国が一つになったダイナモ作戦 ※ネタバレあり(キネマの館)


武装していない民間船が戦線に向かって自国兵を救う勇気は称賛に値します。何故命の危険を冒してまで救出に協力したのか?「我々の年代が若い世代に戦争に行かせた。」という船長の言葉はセリフの少ないこの作品の中で胸に響くものです。若い人の苦しみはその前の世代の人たちにも責任がある事だと強く感じるシーンです。

歴史特集: ダンケルクの奇跡(World of Warships)

「ダイナモ作戦」は結果として、遠征軍400,000人中、約360,000人もの兵士を救いました。もちろん、実際問題として兵器を含む、多くの物資を失ったので、イギリス軍としては大きな損失だったことでしょう。しかし、兵器はどうにかしてまた作れますが、訓練された兵士は簡単に作れるものではないのです。兵士は、国にとってかけがえのない存在です。宝とも言える兵士の大半を失わずに撤退できたのは大きな成功と言えるでしょう。
これはイギリス国民の士気に大きな影響を与えました。息子が、夫が、父が無事に帰国した……それに比べれば兵器類の損失は大したことはなかったのかもしれません。前述したように、物はまた作れますが人は簡単には作れないのです。
イギリスのメディアが敗北や撤退戦を嘘偽りなく報道したことによって、逆に国民の目にはこの作戦は奇跡の作戦に映りました。苦戦はしましたが、投降はしてません。失敗を取り返すチャンスはまたやってくる。多くの者は、そう捉えたのでした。
この出来事から、「Dunkirk Spirit (ダンケルク精神)」という言葉が生まれました。解釈は人によって様々ですが、我々は「困難に出遭った時、決して諦めない。皆一丸となって助け合う不屈の精神」と捉えています。これを読んでいるあなたにとって、「ダンケルク精神」とはどういう意味になるのか……一度考えてみるのはいかがでしょうか。

#(夢見が悪くなりそうな)サントラ盤。

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