Sports Graphic Number 891号 特集 日本ラグビー新世紀 桜の未来。
最新号の目次より、特集内容です。
ナンバーMVP座談会
リーチ マイケル×五郎丸歩×堀江翔太 「日本ラグビーの明日を語ろう」離日直前インタビュー 文◎生島淳
エディー・ジョーンズ 「準備を始めなさい、今すぐに」2大渾身ノンフィクション
深層ドキュメント 文◎永田洋光
南アフリカ戦、ジャパン最後の総攻撃 ラスト4分、ピッチで何が起きていたのかナンバーノンフィクション 桜の真実 文◎生島淳
日本代表全31人の証言 第1章 ジャパニーズ・ソルジャー彼女はなぜ日本を応援していたか 文◎高野美穂
「カモン! ジャパーン!」あの女性を発見!W杯出場戦士を観るための 文◎村上晃一
トップリーグ白熱地図 日本代表&各国代表所属チーム一覧河内探訪記 文◎芦部聡
トンプソン ルーク 「愛されて、東大阪」トップ対談 構成◎田邊雅之
川淵三郎×岩渕健輔 「2019年のその先へ」
早速購入して読みましたが、とても読みごたえがありました。
特に、「南アフリカ戦、ジャパン最後の総攻撃 ラスト4分、ピッチで何が起きていたのか」。終了直前ペナルティを得てスクラムを選択してからヘスケスがトライを決めるまで、実際にピッチでどういう会話がされ、選手ひとりひとりはどんな心理状態で、そしてどんなプランの元実際はどんなプレイになったのか、ということがとても詳細に書かれています。
「こちらにボール来るな!」と思っていた選手がいたとか、スクラムで予想外のことが起きたとか、マフィはサイドアタックに行く気まんまんだったが南アフリカは皆それを止めようとしていたとか、リーチは足が痙攣しながら走っていたとか、限界の中で死闘を繰り広げていたことがとてもよくわかる、迫力満点の記事でした。この記事を読んでまたあのトライシーンを見返すと、感慨もひとしおでしょう。
個人的にはトンプソンルークの記事があったのがとてもうれしかったです。私にとって今回のワールドカップでの殊勲賞は彼ですから。その彼が愛してやまない東大阪でどんな風に過ごしているか、どんな風に愛されているか、しみじみと伝わってくる良記事。
エディーからの提言や川淵三郎×岩渕健輔対談など、この先を見据えた記事もあり、満足度の高い一冊。
ラグビー日本代表のワールドカップでの闘いぶりに胸を動かされた皆さんは、持ってて損のない号ですよ。
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