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2015/05/04

特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」@東京国立博物館 駆足見聞メモ

Choju_poster東京国立博物館にて開催されている特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」に行ってきました。

以前京都で開催された時も大人気だったというこの展示会。その時の様子がこちらの記事にありました。

長蛇の列。京都「鳥獣戯画展」を確実に楽しむための6つのポイント(エキサイトレビュー)

歴史ある鳥獣戯画が、4年もの長い間、修復作業されて、甲乙丙丁の4部作がすべて公開されるというビッグイベントとあって、京都国立博物館 明治古都館にて10月7日から開催され、連日、長蛇の列。
わたくし、三連休明けの平日の午後イチで行ったところ、70分待ちでした。
さんざん並んだ後に出会う「鳥獣戯画」の原画の数々は、印刷物で見るもの以上に、躍動感に溢れ、墨の濃淡や筆のタッチの強弱までこの目で確かめられ、心が沸き立ちます。

「鳥獣戯画」展を楽しむための心得として、

その1  長く並ぶのを覚悟しよう。
その2  正確には「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展であることを認識しておこう。
その3   イヤホンガイドを借りるべし。
その4   1回ではコンプリートできないことを覚悟しよう。
その5  グッズで散財に要注意。

等々ありました。行ってみて本当にその通りだと思いました。。。

例えば、5月3日の「「鳥獣戯画展」混雑状況お知らせ」ツイッターアカウントのお知らせはこんな様子。

この時間で想像されるこのあとの観覧の流れはこんな感じ。

会場外で20分プラスアルファ待つ(屋根なし、日傘の貸出あり)

入場後鳥獣戯画以外の展示(明恵上人関連)はそのまますぐに観覧可能

乙・丙・丁巻を見るまで50分プラスアルファ待つ

10分ほどで観覧終了

甲巻を見るまで90分プラスアルファ待つ(途中一部戯画のアップや「合剥ぎ」などの映像あり)

5分ほどで観覧終了(立ち止まれず、ずっと歩き続けるように促されます)

1Fショップでグッズゲット

というわけで、160分プラスアルファ立ちっぱなしという荒行です。ご参考までに。(京都で5時間待ちとかいうときに比べたらはるかにましなのだろうとは思いますが…)

※ちなみに5月4日で一番過酷な時間帯はここ↓だったようです。

金曜の夜なら空くのではないかと予想し、混雑状況お知らせツイッターも見た上で賭に出て上野に行ったら現地の案内はこんな様子。

Giga_announce

平成館入口前の池にもこんな趣向が。

Giga_entrance

体感的には入場待ち20分、乙丙丁巻30分、甲巻80分待ちという感じでした。正直乙丙丁巻は待ってるうちにかなりつらくなってきて、自分の番が来たら高速で離脱してしまいました。すみません。

まあそれでも本物を見れるというのはいいことだと思いました。一昨年の秋に高山寺で複製は一部見ていましたが、一連の流れを解説と一緒に見ると「ああ、こういうことも描かれているんだ」と新たに知ることも多く、立ち止まれず隅々まで見るのはかないませんでしたが楽しめました。

個人的な感想としては、「鹿」がかわいかったです。彫刻も、戯画も。有名な蛙と兎だけでなく、いろんな動物たちのいろんな様子が興味深かったです。

本当に、もっと体力があれば、もっと楽しめたのでしょう。残念無念。

最後に残った体力を振り絞ってグッズをセレクト。

Giga_goods_all

一番気に入ったのがこちらのトートバッグ。

Giga_bag_2

事前にチェックしておいたお弁当箱と巾着。

Giga_lunch_box

あと、たいていの展覧会で買っているクリアファイル。

Giga_files

連休中はまだ混みそうです。終わるともう少し緩和されるでしょうか。
混雑状況お知らせツイッターも参考にしていただきつつ、皆さまいいタイミングでご覧になれますように。

参考リンク:
すごいゾ!『鳥獣戯画』展!(和樂編集部日記 / 本誌編集長アンドリュー橋本の内覧会狂想曲)

さてさて、誰もがみたい! みたい! と願っている『鳥獣人物戯画』は、美術展の最後のコーナーに登場。全4巻のうち、鎌倉時代に描かれたという丁巻、丙巻と続き、その後に平安時代に描かれた乙巻へと続きます。どれも会期前半は、絵巻の前半部分を展示、後半部分は5月19日からの会期後半の展示になります。

たとえば、有名な甲巻の蛙と兎の相撲のシーンは後期展示、一方、兎が弓を射るユーモラスな場面は前期展示。自分がどうしても見たい場面が前期展示なのか、後期展示なのか、調べてから行きたいところ。欲を言えば、前期と後期と2回訪れることができれば理想的です。

『鳥獣人物戯画』は、漫画の原点にして、世界最高の動物絵画といわれていますが、間近にじっくりみるとやはり大きな感動があります。和紙の上にのった墨の濃淡やかすれ、勢い余った筆致、そして和紙と和紙の継ぎ目に押された高山寺印の微妙な違いなど。いくらみていても見飽きません。また、4巻それぞれの違いを確かめられるのも今回の特別展の素晴らしいところ。ちなみに私は、丙巻の人物の愉快さにすっかりやられてしまいました。

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