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2014/09/09

MOVIE 「リトル・フォレスト」

【チラシ付映画パンフレット】 『リトル・フォレスト 夏編・秋編』 出演:橋本愛.三浦貴大.松岡茉優橋本愛さん主演で岩手県奥州市で1年かけて撮影されたという映画「リトル・フォレスト 夏編・秋編」を見てきた。

※以下内容に触れていますので、未見の方はご留意ください

原作はアフタヌーンに連載された「リトル・フォレスト」というマンガ。これを奥州市衣川区を中心としたエリアで1年かけてロケで撮影したという。公式サイトの写真がとても美しく、料理もかなり気合を入れて監修している様子だったので、「ユイちゃん」の成長ぶりと山村の風景、自然の食材、そしておいしい料理を見たくて映画館に足を運んだ。

都会の生活になじめずに生まれ故郷に返ってきた主人公・いち子は山と田んぼと森に囲まれた一軒家で一人暮らし。車を持たず、コンビニもスーパーからも離れている生活はほぼ自給自足に近い。彼女が季節の流れに沿って「今はこれを食べる時期」と思い立ち、さまざまな山ならではの食材を調達、そして料理して食べる。作り、食べて、生きる。その様を描いている。

一言で言うと、とても気持ちのいい映画だった。山村の風景も、いち子の食べっぷり(いざ食べるシーンになると音楽が止まるのが、意識を食べる行為に集中させてくれた)も、山ならではの食材たちも。

もちろん山の一人暮らしはいいことばかりではない。田んぼ仕事をしていればアブにもまとわりつかれる。夜は熊もやってくる。合鴨だって自分で締めないといけない。露地栽培のトマトが長雨でやられてしまったりもする。それでも、自分が食べたいものを食べたいように作り、収穫したものはすぐに食べるだけでなく煮たり干したりして保存し、先人の知恵を活かしながらいのちをいただいていきていく様を一緒に見せてもらっているかのようだ。

映画館でぜひ注意を向けていただきたいと思うのは、「音」だ。鳥や虫の鳴き声、風が渡る音、せせらぎの音、葉擦れの音、稲を刈る音、薪が燃える音、パンがカリッと割れる音、等々、都会の生活では耳にしないさまざまな音や意識しにくい音に囲まれるのがたまらなく心地よかったのだ。これは映画館ならではのものだと思うので、ぜひ目と耳の全身で「小森の暮らし」を感じてほしい。

あまりに心地よく素晴らしく、個人的には今年の邦画ナンバーワン候補作(このあとの「ぶどうのなみだ」の出来次第)。
今回は四季のうち「夏」と「秋」が公開された。次回は2月に「冬」と「春」が公開されるとのこと。今から楽しみである。

参考リンク:

リトル・フォレスト、橋本愛も苦手な野菜克服(コミックナタリー)

約1年をかけ、岩手県奥州市でのオールロケで撮影されたこの映画。森監督は「天候に左右されながら、その時々でしか得られない食材、出会えない季節を映像に収めようとしてやっていたので、いつになったら紅葉するのかなど、考えながら撮影するのが難しかった」と苦労したポイントを語る。またスタッフの1人は岩手県奥州市に住民票を移してまで1年間滞在し、彼から「グミの実が赤くなってきたから、ちょうどいまが撮影時期だ」などの報告を受けながら撮影していたという裏話を披露した。

映画「リトル・フォレスト」ロケ日記 part 2(奥州市ロケ推進室)

作品の中にちょこちょこ出演した猫ちゃん!!
皆さんの人気者だったようですが、
いち子の家のセット付近にいる野良猫ちゃんでした。

[リトル・フォレスト 夏編・秋編]橋本愛が好演 田舎と料理に癒やされる(マイナビニュース)

撮影は岩手県奥州市などで約1年かけて行われ、東北の四季の美しさが存分に楽しめるほか、旬の食材を生かした日々の食事や料理なども描く。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で人気を集めた橋本さんが、再び岩手県を舞台にした物語で素朴な少女を好演している。



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