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2014/09/30

NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」上々の出だしです

連続テレビ小説 マッサン Part1 (NHKドラマ・ガイド)さて、9月29日からいよいよ始まった新しい朝の連続テレビ小説「マッサン」。
余市の蒸溜所に響きわたるパグパイプの演奏。のっけからわくわくさせる出だしです。

そう、「あまちゃん」以来見てなかった朝ドラを見てみようと思ったのは、舞台が余市でニッカウヰスキーさんの創業者がモデルだからなのです。

お話は二人が結婚してスコットランドから日本に帰国し、政春の実家に行くところから始まりました。
実家は広島県竹原市。竹原市さんの公式アカウントもこんなつぶやきを。

ドラマの中では三原市で汽車を降り、そこからバスで竹原市に向かいます。三原と言えば春に何度か行ったあの街。何だか親近感がわいてしまいます。広島弁がこんなに聞けるなんて、うれしい。

竹原で番頭さんに声をかけられる政春。番頭さん「島爺」を演じるのは、あのうっかり八兵衛役をやられていた高橋元太郎さんとのこと。全然気づかなかった!

あま絵を描いてらしたマンガ家さんたちが、張り切ってマッサン絵を書かれているのもうれしいです。

もちろんニッカウヰスキー公式さんも負けてはいません。

キャストは皆さんとても魅力的(こわーい姑の泉ピン子さん含め)。これからがとても楽しみです。

脚本家の羽原さんは公式サイトのインタビューでこんな風に言われています。

 ドラマの中のエリーの目線って、現代の私たちが、大正時代を舞台にした『マッサン』を見る目線と、実は同じような気がするんですよ。僕がエリーの目線に立って思うことは、昔の日本人ってすごかったんだなということ。圧倒的に真面目で、圧倒的に一生懸命だったし、情熱があった。便利じゃないぶんだけ頑張らないと前に進めない時代だったんですよね。移動ひとつとってもそうだし、何をやるにしても馬力を出して、決意しないといけないなか、よくぞここまで歩んできたなという敬意を覚えます。

 改めて見直すべきことや、あまりよくなかったことも含めて、自分たちが生きてきた歴史だと思っています。そんな原点回帰のきっかけに、この『マッサン』がなれるといい。もっと汗をかいて、馬力を出してやれば、もしかすると今日より明日はちょっといい日になるかもしれないな、ということを思ってもらえたらうれしいですね。 

 そして、このドラマには、「国境」という大きなテーマが根幹にあります。ひと筋縄ではいかないなかなか難しい問題だけど、それを越えたいと常に思っています。愛は国境を越える、ということをね。この作品に関わる前から思ってはいるけれど、そんな世界であってほしいなという希望がある。こういう思いで、『マッサン』というドラマを描いています。

実際の人物をモデルにしながら、お話自体は脚本家オリジナルのフィクションとのこと。
モデルのお二人については、リタのストーリーを森瑶子さんの「望郷」そして竹鶴政孝さんのストーリーを自叙伝の「ウイスキーと私」で並行して追ってみようと思います。

そして、きっときっと余市蒸溜所に行こうと心に誓ったのでした。それまでの間はまずは公式サイトにある「ウイスキーのキホン」で勉強しておきますか。

参考リンク:
あまちゃん級?朝ドラ「マッサン」が第1話からTwitterで大反響(IRORIO)

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