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2014/07/06

「ふるさとという最前線」餃子パーティ in 佐木島

Sagi_gyouza_welcome_flag先日、広島県の佐木島という島の餃子パーティに行ってきました。行ってきましたというか、共同企画者として実施してきました。

佐木島に親戚がいるとかそういう理由ではありません。

受講した講座の「実践」として、行くことになってしまったのです。

3年前、facebookで「今日、山崎亮さんが情熱大陸に出る!」と興奮ぎみの書き込みをみたのが、今回のことの起こり。
当時山崎亮さんという方を知らなかったので「どんな方なんだろう」と見てみて、(たしか海士町の取組みなどを紹介されていたような記憶が)随分面白そうなことをされてる方だなあ、と著書「コミュニティデザイン」を読んでみました。いわゆる地域活性化に取り組んでいらっしゃるのだけど、箱ものではなく人のつながりをデザインするという話に、世の中でこんなことをされてる方がいらっしゃるんだ、ととても感銘を受けました。

それ以来、著書を数冊読み、ウェブなどに記事が出ると読み、facebookでフィードもフォローして、ということをしてなんとなく追いかけているうちに、東京藝術学舎という京都造形芸術大学と東北芸術工科大学のエクステンションスクール東京校で、「ふるさとという最前線」という講座が4月からあるらしい、ということを知りました。
これまで5回実施され、今回は6回目。気になったのは「実践編」とあって、「ケーススタディのみでなく、今回は実践をしていただきます」とあったこと。とは言え、いきなり知らない土地に行ってワークショップやるなんていくらなんでも無理だろうから、「やるつもりで企画」とかするのかな、と呑気に考えて受講を申し込みました。何より山崎さんの講師の講座を直接受けられるのは、一方的に講演を聞くだけよりずっといろんなことを学べそうな気がしたのです。

そして講座初日。全5回の1回目。(4月2回、5月2回、6月1回)
この講座を一緒に担当していらっしゃる松井先生が、にこにこしながらこうおっしゃったのです。

「いやあ、こんなに広島に行きたいと行ってくれる人達が集まるなんて、驚きましたよ」

ひ、広島?
え、まさか、本当に行くの?
驚いたのはこっちだよ!

広島県の三原市からフェリーで20分ほどのところにある「佐木島」という島に行って、島の課題解決につながる「何か」をグループで実践し、それを発表する。
これが「ふるさとという最前線」6期の受講生である私たちに課せられた課題だったのです。

マジかよ、どうしよう、という気持ちが半分。でも実践を山崎さんやスタジオL(山崎さんの会社)の方に見てもらいながらできるなんて、得難い経験だよ、これはすごい、という気持ちが半分。
微妙に複雑な気持ちを持ちながら、山崎さんファシリテートのアイスブレイクに参加したり、スタジオLの西上さんのオリエンテーションを聞いたりしておりました。

そしてスタジオLさんのヒアリングに基づく提示された「課題」に基づき、自分がどれを解決するグループに入りたいかというグループ決めまでやって初日は終了。私は「食」を選びました。

翌日はグループごとに企画案を作るためにアイデア出しをし、どういう企画がいいか仮説を立て、なるべく現地でヒアリングした上で5月の2回で企画を決め、6月の最終講義までに実施する、というスケジュール。
2カ月でイベント実施とは、なんという短期スケジュール。でもやるしかない。

そもそもスタジオLさんは、愛媛県と広島県を舞台に今年の春から秋にかけて開催されている「瀬戸内しまのわ2014」という長期イベントのプロデュースをやっていて、その中に自動的に私たちも組み込まれてしまった模様。

瀬戸内しまのわ2014 とは?

「瀬戸内しまのわ2014」は瀬戸内に暮らす人々が自ら楽しみ、瀬戸内を訪れる人々が一緒に楽しめるイベントを通じて、人々の和で島々の輪をつなぐことを目指しています。

花、サイクリング、海、食、アートなどをテーマに季節ごとに島々の魅力をPRするテーマイベントの他、県域や市町域を越えて統一テーマで展開する広域連携イベントなどを開催。
各市町においては、ブラッシュアップした観光プログラムを100以上実施。

※あとで検索してみると、しまのわの公式ウェブに「春・夏/しまのわイベント ふるさとという最前線2014“しま学”」として載っていましたよ!

「瀬戸内しまのわ2014」と同時進行で開催される公開講座『ふるさとという最前線』(4~6月、東京)の受講生たちが、コミュニティデザイナーの山崎亮らとともに、広島県の島の人たちとの相互交流を図り、ふるさとを元気にする企画を考えます。7~9月の新企画実施に向け、島を学び互いのふるさとを知る“しま学”です。

「6月上旬に何か食に関するイベントをやる」ことを目標に、5月の連休前後でグループのメンバーそれぞれが佐木島を訪れ、現地の方のお話を聞いてきました。

事前ヒアリングに講座のメンバーがお邪魔した時の様子が、元気さぎしま協議会のウェブサイトに載っています。

5月4日東京藝術学舎「ふるさとという最前線」受講生来島

先日アップしたタコ料理店「蔵」や瀬戸内マリンビュー、八天堂の檸檬ケーキの話は、実はこの時三原から佐木島に行った時のことでした。

私はメンバーと二人で島に行き、予めアポを取っていた地域起こし協力隊の方(Hさん)と、協力隊の方がアレンジしてくださった打ち合わせに。島の物産部会で「さぎしま御前」などをやっている中心人物の女性2名(OさんとTさん)とお会いすることができました。

こちらが持って行ったアイデアのたたき台は「レストラン・デイ」。みんなが食べ物飲み物を持ち寄ってわいわい集まっておしゃべりする、コミュニティセンターの台所が使わせてもらえたら、その場で作ってもいいかも、というもの。

「イベントをやるのはいいんだけど、一回限りということでしょうか…?」とOさん。たしかにそこは現地の方として気になりますよね。元々私たちもやるなら継続的に、と思っていたので、そこはそういう風に答えました。

とは言え何かを作るとなると負担が大きい気もするし、メニューをどう決めたものか、などなど話が膠着しかけた時。Hさんが「こんなんも島にはありますよ」とひらりと置いてくれた一枚のチラシには「わけぎ餃子」と書いてありました。

餃子パーティはどうだろう!作るのは簡単だし失敗してもオッケーだし、みんなで一緒にわいわいしながら楽しめそう。

とその場で話が盛り上がり、餃子パーティを一応の着地点にしてその日はおいとましてきました。

東京に戻り、5月の講座日に餃子パーティを中心とした案をプレゼン。山崎さんや西上さん、三原市の方などからいくつかいただいた指摘を元に「さぎしまふるさと食堂」というコンセプトで年4回食をテーマにしたイベントをおこなう、ということに決定。

6月はトライアルも兼ねて、島内はボランティアガイドと物産部会の方々を中心に声をかけられる範囲で、島外は「ふるさとという最前線」の受講生対象で案内をし、電話やFAXなどで連絡を取り合いながら準備をして、いざ当日。

Sagi_kouunmaru

朝フェリーで向田のコミュニティセンターに行くと、もうOさんたちは調理室で準備の真っ最中。聞けば8時から集まって支度を始めてくださっていたそうです。

Sagi_gyouza_junbi_1

Sagi_gyouza_junbi_2

餃子の具は佐木島ならではのもの、ということで、管理栄養士のIさんが5種類用意してくれました。

ひき肉、玉ねぎ、ニラ
ひき肉、キャベツ、ニラ
ひき肉、ワカメ、キャベツ
じゃがいも、ネギ、もち、チーズ
タコ、ひじき、キャベツ、ネギ

お餅はTさん手作りとのこと。

参加者が続々と集まってきたので、まずは私たちのグループから簡単な自己紹介と主旨の説明をして、誕生日順に並んで座ってもらってグループ作り。

Sagi_gyouza_icebreak1

グループごとに餃子を割り当てて、包んで焼いて出来上がったら持ってくる、というところまでまずは実施。

Sagi_gyouza_sakusei_3

Sagi_gyouza_sakusei_7

男性もけっこういましたが、みなさん器用に餃子を包んだり焼いたりされています。
実は私は餃子を作るのは初めて。島の方々に教えてもらいながら、かなり不格好なやつを何個か投入しました。

Sagi_gyouza_1_tako_hijiki

Sagi_gyouza_2_mochi_cheese

Sagi_gyouza_3_nira_tamanegi

Sagi_gyouza_4_kyabetsu_tamanegi

Sagi_gyouza_5_wakame_kyabetsu

余った具をおやきにされたり(タコがこりこりしておいしかったです)

Sagi_gyouza_oyaki_baking

バナナとあんこは急遽ホットケーキミックスを持ってきていただいて「バナナあんこ巻」にしてもらったり。

Sagi_gyouza_anko_banana_pancake

Oさんたちは餃子だけでは足りないだろうとひじきご飯を炊いてくださったり、ワカメのお吸い物やアボカドのサラダ、自家製奈良漬けなどを用意してくださったり、柑橘やすいかを差し入れしていただいたり、もう至れり尽くせりです。

Sagi_gyouza_osuimono_set

焼き上がったら各テーブルに分けて、いただきまーす。

あとは島内の様々な活動を紹介していただいたり、「ふるさとという最前線」のいろんなグループのプロジェクトについて紹介したりして、お互いが何をやってるのか、どんなことをやろうてしているのかを情報交換。

食事と発表が一段落ついたところで、あとはそれぞれに分かれてその後のヒアリングなどになりました。

私たちは後片付けをして、解散。

他のメンバーはこの日は島に宿泊して、夜公民館で飲み会をしたり、翌日朝釣りをしたり海岸でヨガをしたり、島巡りをしてお昼に「さぎしま御膳」をいただいたりと島を満喫していましたが、私は諸事情で餃子パーティが終わったらすぐにフェリーで三原に戻りました。残念。とても楽しかったそうです。

これは港にあるお地蔵さんです。満潮になると首まで海水につかります。この時は干潮だったので姿が全部見えました。

Sagi_jizou_long


Sagi_jizou_up


講座は6月24日でいったん終了しましたが、8月のトライアスロン大会で島も一番賑わう時期になります。講座のメンバーも各々引き続き活動していきます。私たち食グループもまた企画を持って島にお邪魔したいと思っています。

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