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2014/02/11

BOOK 「ひかりの暦」 石井ゆかり・松尾たいこ

ひかりの暦石井ゆかりさん文・松尾たいこさん絵の新刊「ひかりの暦」をご恵投いただきました。たいこさん、ありがとうございます。

出版元の小学館のサイトでは、内容をこのようにご紹介されています。

気持ちの深いところで励ます独特な筆致の星占いが今一番の支持を得ている石井ゆかりさんと人気イラストレーター松尾たいこさんが、二十四節気の暦をテーマに「文×絵」の美しい人生の四季本をつくりました。立春から始まり大寒で一年を締める二十四節気は、「光の長さ」でできた暦です。私たちは四季のある日本で暮らし、光をあびて時間を感じ生きていますが、光をたくさんあびれば幸せなのかといえばそうとも限らず、ひとは闇に包まれたときにこそ光を探す=希望を見出す力の在り方をこの本は気づかせてくれます。

「小雪」「立春」「大寒」などの二十四節気に沿って石井さんが文章を書かれ、その節気に含まれる七十二候をモチーフにたいこさんがイラストを描かれています。

七十二候は「東風解凍 はるかぜこおりをとく」とか「魚上氷 うおこおりをはいずる」など具体的な描写が多く、それをたいこさんのポップなイラストで表現されていて、とても暦が活き活きと感じられます。色合いも季節の空気感を表していて、これがそのままカレンダーになってもいいなあと思うくらい。機会があれば原画で見てみたいなあと思いました。

石井ゆかりさんという方を今回初めて知りましたが、二十四節気に添えられた文章は、季節を切り口にした素敵なエッセイで、とても瑞々しい文章を書かれる方だなあと感じました。
「こよみのことを考えようとするとなぜか子どもの頃のことを思い出す」というような一節がありましたが、言われてみるとたしかにそうだなあと思います。子どもの頃に感じた季節感はくっきりとしていて、季節そのものが強く印象に残っているのかもしれません。

季節感が感じにくくなっているこの頃ですが、手元に置いて、季節の移るたびにページをめくり、ああ今この時期だなあ、もうすぐこの時期になるんだなあ、とひとつひとつ確かめるような、そんな風に使ってみたいと思う一冊でした。

ひかりの暦
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石井 ゆかり
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