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2012/08/30

DVD 「夏子の酒」

夏子の酒DVD BOX私のフェイバリット・ドラマトップ10に入る「夏子の酒」。
マンガのドラマ化なのですが、これがなぜかずっとビデオ・DVD化されない状態が続いていて、もうこのままダメなのかと思い込んでいたら、なんと2010年にDVD-BOXで発売されていたのです!
もう速攻で注文しました。

「夏子の酒」については、5年前のエントリ「「夏子の酒」はマンガもドラマもマイ最高傑作」で暑苦しいくらいに熱く語っていますので、そちらをご覧いただくのが一番早いのですが、そこからまた時間も少し経過していますので、今改めて思うことなど少し書き足せたらと。

このあと尾瀬さんは「奈津の蔵」「蔵人」と日本酒についての作品が続き、世の中的にも日本酒の、特に純米酒や燗酒の認知度は少しずつではありますが上がってきているような気がします。とは言え蔵が廃業し続けて行く現状は変わらず、どうなってしまうんだろうと不安は消えません。

そんな中、糀に目を付けて新潟で糀ドリンクのお店を始めた古町糀製造所さんが、この夏新潟の酒蔵の社長さんになられたというのは、とても明るいニュースだと感じました。新潟の、日本の大事な発酵文化を守りつつさらに発展させていくのにこういうやり方もあったのか、と驚き感心しました。

酒蔵 社長就任(古町糀製造所 店主ブログ)

古町糀製造所が酒蔵の増資を引き受けて、私が代表になりました。
私のミッションは、「この酒蔵を新潟の財産に」、ということです。
とても佇まいの素晴らしい酒蔵なのですが
実は更地になってしまうところだったのです。

かつて大阪の会社に買われたこの酒蔵は
新潟の主要取引先との取引をほとんどきられてしまいました。
取引先は、片手で数えられるほどに。
アルコールを添加しない、全量純米酒の酒でしたが
二束三文のような価格で、関西方面に”売り飛ばされて”いたようです。
しばらくして、その大阪の会社そのものが潰れてしまった。
子会社であった酒蔵もそのあおりをうけました。

更地になってしまうかもしれない。
佇まいが素晴らしく、潰してしまったら、そうそうつくれない。
そう思った新潟のある企業がここを買いました。
新潟の財産に、と。

時を同じくして、今から3年前に出現した古町糀製造所。
「糀」というものを世の中に問い直し、
人通りの少ない商店街にどんどんお客様を呼び寄せる取り組み、
様々な賞を受賞する商品や店構えなどの作り込みが注目を集め、
そして糀という日本酒にかかせない素材で
勝負している私どもにお話がきた、という次第です。


おそらく同様の話はいろんな酒蔵で起きているのでしょう。古町糀さんに出資してもらったこの蔵は幸運だったのだと思います。
だってこんな風に言ってもらっているのですから。

この酒蔵の魅力をいかに引き出すか?
日本酒の商品を整え、この酒蔵から派生する世界観をもつ商品をいかに作り込むか

古町糀製造所を作り込んだメンバーに、新たなスタッフも集まり、絵は描けました。

「夏子の酒」がドラマ化されたのは1994年。この時から18年たった今、何がどう変わり、何が変わっていないのか。もし今もこの物語が続いていたら、夏子はどんな酒を造っているか。
そんなことも頭の片隅に置きながら、じっくりと、じっくりと、DVDを見ていきたいと思います。

関連エントリ:
「夏子の酒」はマンガもドラマもマイ最高傑作(2007/03/06)

新装版 夏子の酒(1) (講談社漫画文庫)
尾瀬 あきら
講談社
売り上げランキング: 129759

#サントラも、とてもいいですよ。
フジテレビ系ドラマ「夏子の酒」オリジナル サウンドトラック
TVサントラ
EMIミュージック・ジャパン (1994-03-09)
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夏子の酒DVD BOX
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ポニーキャニオン (2010-05-19)
売り上げランキング: 16457

#作中に出てくる「上田先生」のモデル・上原先生の著書。「酒は純米、燗ならなお良し」。
純米酒を極める (光文社新書)
上原 浩
光文社
売り上げランキング: 164919

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コメント

いつもブログ拝見させていただいています

これをきっかけに結婚したんでしたね。

主題歌もよかったと記憶しています

私もマンガは折に触れて読み返します

投稿: ミニラッコ | 2012/09/02 12:54

>ミニラッコさん

コメントありがとうございます。また、いつもご愛読いただき感謝です。

そうそう、和久井映美さんと萩原聖人さんはこの共演がきっかけで結婚されましたね。その後残念なことになってしまったので、なかなか複雑な気持ちになってしまいましたが。

熊谷幸子さんの主題歌も素敵でしたね。サントラ、折にふれて聞き返しています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: くりおね | 2012/09/02 22:55

ご無沙汰しております。
メールアドレスのおしりを見てください。
7月末より、家族を連れて、中国深センに赴任しています。
久しぶりに思い出してアクセスしてみたら、夏子の酒の話題。とても懐かしいですね。
昔、送ってもらった五郎八を、一人夏子の酒を見ながら飲んでいて、半分ほど空けてしまい、翌日二日酔いで会社を休んだことを思い出します。
こちらでも日本人向けの飲み屋に行けば、八海山や久保田など、有名になってしまったお酒は飲めます。
こちらのローカルメンバーと飲みに行くと、白酒(バイチュウ)というアルコール度50%超えのお酒を飲まされます。
肝臓がまかり角を越えてしまった体には、ちょっときついです。

投稿: おくやま | 2012/09/25 00:56

>おくやまさん

コメントをありがとうございます。ご無沙汰している間に、なんと中国に行かれていたんですね。それでも有名な日本酒はそちらでも飲めるというのに少し驚きました。
もう(お互い)そこそこの年なので、どうか無理はなさらずに…(^_^;)

投稿: くりおね | 2012/10/02 00:32

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