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2012/08/08

BOOK 「わたしがみつけたもの」 松尾たいこ

わたしがみつけたものイラストレーターの松尾たいこさんの初めてのエッセイ&イラスト集「わたしがみつけたもの」。これは松尾さんが伊勢神宮125社を実際に歩いて回られた時の様子を文章とイラストで綴った一冊だ。

※以下内容に触れているため、未見の方はご注意を。

私自身は伊勢神宮はまだ行ったことがない。のみならず、125もお宮があるということを、この本を読むまで知らなかった。どんなお宮があるのか、松尾さんの案内でバーチャルに回らせていただいたことになる。

伊勢神宮のサイトの「お伊勢さんの歩き方」に「神宮参拝の順路は、多くの場合まず外宮 からというのが古来からのならわしです。 」とあるように、松尾さんも外宮から参拝を始める。友達に話しかけるようなエッセイの文章と、色鮮やかなイラストで、まるで気の合う女友達とのんびりお伊勢さん参りをしているような錯覚に陥ってしまう。

彼女のイラストは必ずしも写実的ではない。色も形も彼女の目が、心が捉えたものを再現している。だからこそ、その時の彼女がその場でどう感じたのかがビビッドに伝わってくる。大きなお宮、小さなお宮、山の上のお宮、幹線道路のすぐ裏のお宮、多種多様なお宮さんを周りながら、そこで祀られている神様が何か、どんな空気なのかをイラストとエッセイで伝えてくれる。これは彼女の旅日記であり、お宮周りを通して見えてきた彼女の心の流れの記録でもある。

大きさもことりっぷと同じくらいで、かさばらず持ち歩きやすいこの本をガイドにお伊勢さん参りをする女性がこの後増えるかもしれない。

神社は成田美名子さんの「NATURAL」で主要登場人物の榊原西門が神職の家の子ども、という設定で、主人公のミカエルたちが青森旅行をする時は西門の家の神事に協力したりというシーンも多かったので、「NATURAL」を読んで以来勝手に親しみを感じていた。やはりその大元のお伊勢さんには、近いうちに行かなければならないなあ、と思いを新たにしたのだった。

実はこの本をいただいたのは、松尾たいこさんが主催された出版記念パーティの席でだった。有り難いことに、ご招待いただけたのだ。普段ツイッターでやりとりさせていただいているご縁なのだと思う。そのパーティについて松尾さんご自身のブログで書かれたのがこちらの記事。

初めての自分主催自分主役のパーティ大成功♪「わたしがみつけたもの」出版記念 (私だけの色を探して)

昨日は、7/25(水)に発売される
「わたしがみつけたもの ~伊勢神宮125社をまわって」出版記念パーティ
だったのだ。

関係者や出版業界の方とかを呼ぶのではなく、
純粋に私の友達だけに声をかけたの。

この日を自分が変わる第一歩にしようと思ったから。
そんな私のスタートを好きな人たちに見て欲しかったから。

今までずっと人前に出るのは苦手だったけど
「もっとたくさんの人に自分の絵を見てもらいたい」
「私が考えていることを知ってもらいたい」
そんな気持ちがムクムクと湧いてきているのだ。


翌日の仕事の都合で残念ながら途中で中座することになり、たいこさんとご主人の佐々木俊尚さんのトークショーを拝見することはできなかったが、ずっと憧れだったある作家さんにご紹介いただいて少しお話ができたり、おいしいお料理をいただいたりと末席で楽しませていただいた。お招きいただいたことに心から感謝。

わたしがみつけたもの
松尾たいこ
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#西門さんのご実家登場。
NATURAL (第2巻) (白泉社文庫)
成田 美名子
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