久しぶりにひどい風邪を引いた(脱水症状で点滴等々)
皆様しばらくご無沙汰しておりました。
なんだかんだと野暮用でばたばたしていたのもありますが、ここ一週間は3年ぶりのひどい風邪にみまわれ、ノックアウトを食らっておったのです。ああもう情けない。
事の起こりは先週木曜日の小山への出張。研修講師をやりに出かけてきたのはいいのですが、まだ寒風吹きすさぶ小山の寒さを決してあなどったわけではないものの東京の「18度」とかいう予想最高気温に気分がひきずられて、やや防寒をゆるめた足元ででかけたのが運の尽き。
行きの新幹線で既に靴を脱いで正座しないと足先が凍りつくほどの冷えが始まり、講習中もやむことなく冷えの波状攻撃は続き、帰りの新幹線に乗る頃には「これはマジでやばい」と帰宅後済ませなければならない諸事の最短時間での様々な段取りをシミュレーションし始めていました。
帰宅後何とか30分ほどで着替え・洗顔・食事・布団の支度等々すべて終え、念のため市販薬を飲んで早々に就寝したのですが。結局熱が下がらず翌日は休み、金土日とまる三日間寝込んで過ごす羽目に。
その甲斐あってか何とか月曜には平熱に戻ったので出社はしたけれど声がまったく出ないし中途半端に不調は残る。だのに帰りに少し寄り道(食事ではありません)したらそこで貧血っぽくなって気持ち悪くなり、ベッドを借りて横にならせてもらう始末。
タクシーで帰宅して布団にもぐり込み、翌朝また発熱していた体温計をみて観念して医者に行くことを決めました。
え、ここまで医者に行ってなかったの?!と驚かれる方が多数かと思いますが、そうなんです。私は大の医者嫌い・薬嫌いで、とにかく最悪の事態までこれだけは避けたい、とふんばってきました。こうなるには様々な歴史があるのですがそれはまた別の話ということで。でもそんな私ももう限界。混んでて薬がやたら多い近所の医者に足を向けました。ネットで検索しても近所だとそこぐらいしかまともな医者が出てこないから。
行ってみると改装されてて、たまたまタイミングがよかったのか空いている。あまりに具合が悪そうだったのか看護師さんが処置室に先に入れてくれて、リクライニングの椅子でしばし待つと先生登場。ここ数日の経緯と症状を伝え、インフルエンザと溶連菌のキットでサンプルを取り、「口の中が乾いてるので脱水症状を起こしてると思います。点滴しますね」と。
脱水症状!それだったのか!この得体のしれないふらつきやだるさ、気持ち悪さは!昨日の貧血は!
「エイリアン通り」で翼くんがなってたアレはこんな感じだったのか!(←わかる人にしかわからないネタですみません)
そんなわけで30~40分かけて点滴をし、終わるころ検査結果が陰性だったと知らされ「風邪をこじらせてしまいましたね」とたんまり薬をもらって帰宅。食事を取って服薬。寝る。明日にはもう少しましに・・・と期待したら。
夜中ずっと咳で起きてしまって眠れない。
勘弁してくれ~~~
当然熱は微熱のまま。この薬をもらってはどうか、という某所からの情報をもとに翌日(つまり水曜日)再度医者に行き、「咳でつらいんですなんとかゴホゴホしてほしゲホゲホもうだめヒイイッッ」と訴え、呼吸器が炎症を起こしてる様子は聴診器で聴く限りないのでのどの荒れに過敏に反応しているのだろう、という診断で、今度は咳を出にくくする点滴をし、またも追加で薬を処方され帰宅。
前回も咳止めは処方されていて、夜だけということで気管支拡張剤と謎の粉薬があったのですが、この謎の粉薬に教えてもらった成分(リン酸コデイン)が既に入っていたことが判明。それでも止まらないものなのか・・・とがっくり。吸入(シムビコート)、テープ(ホクナリン)に内服薬(アイピーディ)と、咳止め各種取り揃えオールスターって感じですね。それでも咳は反射なので中枢に近く、止めるのってなかなか難しいようで、頻度は少なくなった(気がする)けれども時々出てしまいます。何がつらいって発作のようにゲホゲホ止まらなくなって喉の周辺が痛くなり吐き気がして涙と鼻水まみれになるのが一番つらい。これさえなければ時折咳が出るくらいは我慢できる範囲なのですが。
それでも何とか夜をやり過ごし、本日はめでたく出社できた、という次第です。
あまりに咳が長く続いたので、腹筋が痛くなり、咳が出ると喉よりお腹(の筋肉)が痛い、という何ともトホホな後遺症つきですが・・・。あーあと声もまだ出ないです。研修講師の仕事が入ってなくて本当によかった。
教訓:いい年なんだから、すぐに医者に行こう!水分補給はとにかくマメに!
ちなみに3年前にもひどい風邪をひいて1週間出社できませんでしたが、その時は修士論文の追い込みと重なって地獄でした。寝る→少し気分がよくなって起きる→書く→つらくなってきて寝る→少し気分がよくなって起きる→(以下略)(時々食事) のループが延々と続く5日間でした。その時の冷えの原因は「洗った髪を30分ほど乾かさなかった」という、これもまた激しくトホホな理由でした・・・。
※私が今回処方された薬剤一覧です。
【初回診療時】
鼻の薬(サクコルチン)、抗生剤(セフゾン)、咳止め(フラベリック)、腫れ止め(リチーム)、去痰剤(アンブロキソール)
気管支拡張剤(スロービット)、夜間の咳止め粉薬(リン酸コデイン)
【二回目診療時】
吸入薬(シムビコート)、テープ剤(ホクナリン)、咳止め(アイピーディ)
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