MOVIE 「宇宙人ポール」
昨年末から公開され、一部で(?)話題の映画「宇宙人ポール」をようやく見てきた。
※以下内容に触れているため、未見の方はご注意を。
まあ言ってしまえばB級SF映画なのだが、予告編を見て「ギャラクシー★クエスト」や「銀河ヒッチハイク・ガイド」などが大好きな私にはおそらく超ストライクであろう、と思い、見に行ってきた次第。果たして予想通り・期待通りの満足度であった。
「未知との遭遇」「E.T.」「スター・ウォーズ」といった過去のSF名作へのオマージュに満ちたこの作品、SFマニアの方にはたまらないし、そうでなくても単純に話として楽しめるところがいい。
また、主人公二人がSFオタクのイギリス人という設定が効いている。長年アメリカのSF映画に憧れていて、やっと念願のコミ・コン(日本で言う「コミケ」みたいなものか?)にやってきたはいいけど、男二人で来たらゲイカップルと勘違いされて言われない差別を受けたり。それでも長年の夢だったSFの「聖地巡り」をしようとRVをレンタルして走り出したら、とんでもない「エイリアン」と遭遇。それがポールだった…。
ポールのあまりのフレンドリーさ、アメリカ人以上にアメリカンな言葉遣い、しぐさ、表情に大笑いしつつ、鳥を蘇生させたあと食べてしまう衝撃のシーンなどで文化の違いを表す。そのあたりの雰囲気はこの予告編でどうぞ。
あちこちにちりばめられた小技にクスクス笑いつつ、あの大物女優も登場する衝撃のクライマックスが待っているが、それは見てのお楽しみ。
限定された館での上映のため、未見の方はどうぞお早めに。ぜひ映画館でご覧ください。
参考リンク:
映画『PAUL』の邦題案、募集します!(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)
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