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2012/01/04

PLAY 「90ミニッツ」 PARCO劇場

年末に、三谷幸喜さん作の舞台「90ミニッツ」を見てきた。「笑の大学」以来の、西村雅彦さんと近藤芳正さんの二人芝居。

※以下内容に触れているため、未見の方はご注意を。

PARCO劇場のサイトで、この作品についてこのように紹介されている。

今回のテーマは「倫理」です。
それぞれがそれぞれの立場で「正しい」選択をしなければならない。しかし、それは一方から見れば、「やってはいけないこと」であったりします。例えば、職業であったり、あるいは宗教や、家の家訓、国のイデオロギーの違いでも起こりうること。しかし、時と場合によっては、その「倫理」を越えたところで、行動しなければならないこともあるかもしれません。
三谷幸喜が描く二人の男性がそれぞれの「倫理」、つまり「立場」からぶつかり、葛藤する男二人が言葉でぶつかる会話劇です。どうぞご期待下さい!

一人は大学病院・整形外科の医者。一人は交通事故の急患として搬送された9歳の少年の父親。
骨折した少年は速やかに手術をすれば命は助かり、大きな後遺症も残らない状況。しかし、父親は手術への同意書に決してサインをせず、手術を始めることができない。
サインか死か、少年の命とある価値観・倫理観を巡って、二人の間で待ったなしの正面衝突が始まった。
果たして少年の命はどうなるのか。

あの手この手で説得を試みる医師、それをああ言えばこう言い、受け入れない父親。残り時間は刻一刻と減っていく。二人の役者がまったく一歩も引かず、ガチンコ勝負でお互い譲らない。休憩なしで最後まで緊張の続く、90分一本勝負の舞台だった。

「子どもの命」というものを目の前にした時、人はどこまで自分のこだわりを捨てることができるのか。自分にとっての正義は一体どのくらい価値のあるものなのか。「正しい」判断とは何なのか。見ながら様々なものを突きつけられる。

震災の年にこのテーマの舞台を作った三谷さん。一体どんな思いがあったのか。何かを捨てなければいけない大きな選択を前に、私たちはどうするのか。重い、重いテーマ。でも今考えなければいけないテーマ。

そこで最終的に下された結論について、ここでは書かない。2月9日(木)~2月19日(日)で追加公演が予定されているので、現在チケットはお持ちでない方も、ぜひ舞台で体験してほしいと思う。

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