« 能楽お稽古メモ番外・仕舞「土蜘蛛」型付けメモ(シテ・僧役) | トップページ | NHK「今夜も生でさだまさし~秋の米子はゲゲゲのゲ!~」10/23放映 »

2011/09/25

三陸の女性の手刺しの刺繍ふきん~大槌復興刺し子プロジェクトのふきんが届きました

Ootsuchi_sashiko_fukin_1イラストレーターの松尾たいこさんのブログ記事「三陸から届いた「かもめふきん」 」でご紹介されていた「大槌復興刺し子プロジェクト」のふきん。
ひとつひとつ手作りの刺し子がとても可愛らしく、またAmazonで買えるとのことなので、私も早速オーダーし、本日届きました。

このプロジェクトは、今回の震災で甚大な被害を受け、家や働く場を失った岩手県大槌町の女性たちが、得意の腕を生かせる「刺し子」の制作をしていこう、というもの。
刺し子さんたちには,ふきん1枚につき500円、コースター1枚につき300円が、仕事の対価として直接届けられるそうです。

制作されている商品は、大槌の町の鳥「かもめ」をモチーフとしたコースターとふきん。コースターはグリーンベージュ、ふきんはブルーピンクそれぞれ2色ずつあります。(詳しくはこちらに。)

私が今回購入したふきんはこういう商品でした。

【ふきんのご紹介】
  吸水性、速乾性に優れた、綿100%のふきんです。
  目の細かい丈夫な晒し木綿を、二枚仕立てに仕上げました。
  清潔感のある真っ白な生地に、2色使いの色目が美しいデザインです。
  薄手で使いやすく、食器用ふきんや台ふきん、豆腐の水切りなどに。
  輪になったタグがついているので、キッチンでS字フック等にかけてお使い頂けます。
  タグはふきん&コースター共通で,表は「大槌」マーク,裏が「大槌刺し子」となっています。

Ootsuchi_sashiko_fukin_tagそう、このオリジナルのタグがまた可愛いんです!
このイラストは大きな槌、つまり「大槌」を表しているんですね。
裏には「大槌刺し子」の文字。一針一針手縫いで作られた刺繍とあいまって、気持ちがほっこりしてきます。

商品と一緒に、署名入りで手書きのメッセージカードも添えてありました。「ありがとうございます」という文字に、こちらこそこんな素敵なものを届けてくださってありがとうございます、とお礼を言いたい気持ちになりました。

これから長い時間のかかる復興の道程の中で、私のできることはこんな程度のことかと申し訳ない気持ちにもなります。でも、だからこそ、少しでもできることをやりながら、ささやかだけど息長く、支えていけたらと思います。

参考リンク:

被災者手製の刺し子が人気 ネット販売へ着々 大槌(河北新報ニュース 2011/06/21)

 「大槌復興刺し子プロジェクト」と銘打った計画は6月初めに始まった。同町に支援物資を届けていた京都市の国際協力NPO法人「テラ・ルネッサンス」メンバーの吉野和也さん(31)らが中心となり取り組む。
 製品を作るのは町内の避難所で暮らす30~70代の女性20人。町の鳥カモメをモチーフとした「かもめふきん」「かもめコースター」の2種類を一針一針縫っている。
 大きさ34センチ角の布巾は1枚1200円、11センチ角のコースターは700円でホームページで販売。売り上げから材料費などを差し引き、製作者にはふきん1枚当たり500円、コースターは300円を支払う。
 町中央公民館に避難する佐々木ミエ子さん(76)は1日4時間ほど作業し、これまでに約20枚を作った。「以前はすることがなく、日中でも横になっていることが多かったけれど、刺し子は一度始めると夢中になる。もらったお金で孫にジュースを買ってあげられるようにもなった」と喜ぶ。

大槌復興かもめふきん A(ブルー)
大槌復興刺し子プロジェクト
売り上げランキング: 26832

大槌復興かもめふきん B(ピンク)
大槌復興刺し子プロジェクト
売り上げランキング: 36103

|

« 能楽お稽古メモ番外・仕舞「土蜘蛛」型付けメモ(シテ・僧役) | トップページ | NHK「今夜も生でさだまさし~秋の米子はゲゲゲのゲ!~」10/23放映 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

ショッピング」カテゴリの記事

コメント

くりおねさんのブログで見かけてから、さっそく申し込みました。
被災地の救済プロジェクトというだけではなく、デザインもかわいいし、これからの大槌町の名産になってほしいと思います。

しかし、もったいなくてふきんには使えません(^▽^;)>゛

投稿: 日月 | 2011/10/09 21:58

>日月さん

お申し込みありがとうございました。本当にいいデザインですよね。
おっしゃる通りかわいすぎて、ふきんに使うのはもったいない気もしますが、ここは思い切って使って、補充品をまたオーダーしようかと思います。

投稿: くりおね | 2011/10/18 00:06

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三陸の女性の手刺しの刺繍ふきん~大槌復興刺し子プロジェクトのふきんが届きました:

» 近い将来の大槌町名産品 「大槌復興かもめふきん」 [日々の書付]
くりおねさんのブログで教えていただいた「大槌復興かもめふきん」 被災地大槌町の女性たちが一針ひとはり、縫った刺し子のふきんです。 いやもう、これが、いいんです。(^^) 大槌町をイメージした「槌」のデザインタグもかわいい。 刺し子のデザインもいいし、作った方のメッセージカードも入っていました。これはうれしい! ふきんで使うのがあまりにももったいないので、ハンカチとして使っています。 これはきっと、近い将来、大槌町の名産品になると思います。 そのうち、 「東日本大震災の際に始まった... [続きを読む]

受信: 2011/10/09 21:44

« 能楽お稽古メモ番外・仕舞「土蜘蛛」型付けメモ(シテ・僧役) | トップページ | NHK「今夜も生でさだまさし~秋の米子はゲゲゲのゲ!~」10/23放映 »