たたずまいが美しい京都一保堂さんオリジナル茶筒

京都の老舗茶舗である一保堂さん。京都に行ったときは可能な限り立ち寄って併設の喫茶室「嘉木」でお茶を一服いただいてくるようにしていますが、商品は実は各地のデパートやオンラインショップでも購入できるようになっています。
一度オンラインショップで買い物をした時にメールマガジンに登録し、以降季節の便りのように時々メールが届きますが、今回届いたメールに掲載されていた商品がいつにも増して魅力的でした。

それは、茶筒。

一保堂さんでは以前から銅製のお茶筒を、これまた京都の老舗の開化堂さんとのコラボレーションで製作され、販売しているのですが、昨年12月に東京丸の内店を開店したことを記念して、今般ブリキ製のオリジナル茶筒を製作されたとのことなのです。

刻印入 開化堂製茶筒（中）錻力製

2010年末に東京丸の内店が開店したのを機に、京都「開化堂」製の錻力（ぶりき）製の茶筒を一保堂オリジナル刻印入りでご用意しました。
（「開化堂」は明治八年創業、日本最古にして現存唯一の「手作り茶筒司」です。）

銅製茶筒と同様、当オンラインショップと京都本店、東京丸の内店のみの限定販売です。

130余の工程を経て、職人が手作業で丁寧に一つずつ作り上げてこそできる機能性と風合い。
随所に感じる精密な造りと職人技・・・こだわりの詰まった道具です。
※サイズは2種類展開。一保堂の玉露・煎茶が、（小）は約100g、（中）は約200g入る容量です。

この写真が美しいの何の。
書かれているこだわりポイント「高い気密性と保存性」「「使う」ほど「育つ」」「一生モノの道具」「オリジナル刻印」がいちいちぐっとくる内容で、たまりません。
たかがお茶を入れる筒、と言ってしまえばそれまでですが、お茶好きにとっては

外側と内側の二重構造に加え、内部には中蓋つきで
茶葉の苦手な酸素や湿気、光や強い香りをシャットアウト。
日本茶だけでなくコーヒーや紅茶の保存にもおすすめです。

なんて言われちゃうと、それだけで「おおおっ」と思ってしまうではないですか。

また、「「使う」ほど「育つ」」というところでは、

錻力は、約10年ぐらいでグレーに、約20～30年で黒に色が経年変化します。
錫の流れがより模様としてくっきり出てきて、質感も使ううちにまろやかになっていきます。

これまた「うわあ、見てみたい・・・」と思うような解説も。

そしてトドメに、「オリジナル刻印」のところで、

刻印を合わせるように蓋をすると、スゥーッと自然に重さで蓋が閉まる様は、職人技の結集です。

なんて書かれた日には！もう！(←大興奮)

ただし、さすがにこれだけステキなものだと、お値段もステキでして。
小サイズで9,450円はひょいっと買えるものではありません。

もしも、お誕生日等々のお祝い事で、お財布に余裕のある方がご親切にも私に贈り物を考えてくださる際には、刻印入 開化堂製茶筒（小）錻力製 とか、もっと太っ腹な方は刻印入 開化堂製茶筒セット（小）銅製×錻力製 とか、ご検討いただけると、嬉し涙にむせびます・・・。

まあ冗談はさておき、自分へのプレゼントで後々検討しようかなあ、なんて考え始めているところでございます。

また、同じメルマガに載っていたこちらの商品も、季節柄ぐっとミーのハートをイーグルキャッチ(鷲掴み)！でした。

宇治清水スティック12本入り

こちらは、抹茶にグラニュー糖を加えたというもの。約150ccの牛乳や水に対し1袋（15g）を入れて溶かせば、茶筅いらずで甘い抹茶を楽しめるのだそうです。
メルマガには

「甘い抹茶ですが、女性だけではなく男性もお楽しみください」の
メッセージも込めて、パッケージには夏の暑い日に宇治清水をゴクゴクのむ男性のイラスト。こちらも合わせてお楽しみください。

とあります。確かに写真を見ると男性のイラストが。なるほどー。
こんなひねりのある製品も作っていらっしゃるなんて、老舗はあなどれません。

猛暑の日々の中、見ているだけですうっと涼しい風が抜けていくような、そんな心地よさを感じさせていただきました。
まずは宇治清水、試してみます。

＃Amazonでも一保堂さんが買えるとは！ティーバッグですが、味と香りの良さはさすがです。

一保堂茶舗 玉露 ティーバッグ25袋入り

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＃気になっていた日本茶マンガ。

茶柱倶楽部 1 (芳文社コミックス)

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青木 幸子
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