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2011/07/24

SING LIKE TALKING Amusement Pocket Acoustic 2011 in 青森

SING LIKE TALKINGのバンドとしての7年振りのライブを、彼らの故郷の青森に観に行ってきた。
もともと震災前に買っていたチケットで、当初は5月に行われる予定だった公演が7月に延期されたもの。払い戻しの案内もあったが、もちろん私は予定通り青森に向かった。せっかくなので、青森旅行も兼ねて出かけよう、と。

以前青森を旅行で訪れたのはもう15年前。15年振りの青森は、駅前がとてもきれいになっていて、でも広い空とゆったりとした空気は変わらない。
宿にチェックインし、昼食をとり、近所を散策した後に、会場の青森市民ホールへ。
駅前の便のいいところにある、新しいきれいなホールだった。

右端ではあるけれど、前から約10列目くらいの席で、かなり近くからで彼らを見ることができた。ラッキー。

会場の照明が落ち、竹善さんの声で挨拶が入る。
震災応援ソングの「Luz(ルース)」が流れ、そのあと3人とサポートメンバー2人が舞台に登場。大きな拍手。「青森ー!」と竹善さんが叫び、一曲目に懐かしいイントロが。「Hold On」。
続けて「Restless ~君の許へ~」。西村さんと竹善さんのギターのかけあいがほのぼのと。そして「One Day」。イントロで「ああ、この曲」とわかるのに自分でも驚く。彼らの曲が自分の中にこんなにもしみついていたか。

3曲続けて演奏したあと、客席も明るくしてトークタイム。ここからがすごかった。なんとオール青森弁(笑)。
「他県からいらした方は、まあ外タレのコンサートだと思ってください(笑)」と竹善さん。千章さんも西村さんも終始青森弁で、これは他では決して聞けない貴重なもの。はるばる来た甲斐があった。

デビュー当初の竹善さんの4畳半下宿に夜中に4駅歩いて借金に来た西村さんの話をした時は、西村さんが「両親と親戚が来てんだから、おめはずかしいべ。」とストップをかけたり。「わ(俺)が」「な(お前)が」というのもリアルで聞くのは初めて。いやあ面白かった。

東京・大阪でのチャリティライブの話も。その時しっかりと「2曲で37分使ったシークレットゲスト・根本要さん」の話も。大爆笑。

千章さんと竹善さんが目を合わせて楽しそうにうなづく。千章さんのコーラスを思わずずっと追いかけてしまう。だって久しぶりなんだから。

懐かしい曲を中心に、ニューアルバム「Empowerment」からの曲を織りまぜながらの進行。クオリティの高い楽曲と、青森弁でのサービス精神あふれたトークが絶妙なブレンドで、あたたかい空気の中で3人のライブを聴ける幸せにひたっていた。本当に、幸せな時間だった。

アンコールの「Spirit Of Love」は、おなじみの客席コーラス。女子と男子でゴスペルコーラスパートを歌うという趣向。最後の「It's only our love」のところは、千章さんが「ここまでっ」と合図するまでがんばって声を延ばしたぞっ(笑)。

19時に始まって終わったら21時40分近く。半分はトークだったと言えるだろう。まあいつものことではあるのだが。

宿に戻って、購入したパンフレットを見ると、千章さんのこんな言葉を見つけた。

こんなこと、誰もにも言うつもりなどなかったし、自ら言葉にするなんて大層みっともないことではあり、また今だから言えることではあるが、正直、その時のボクは、おそらくもう二度と、このステージには立てないだろうと思っていた。最後の感謝と惜別を告げていたつもりだった。
あえて何故今さらこんな告白をするのかと言えば、ボクが今ひしひしと感じている歓びが相当に大きなものであり、いかに皆さんに感謝しているかを伝えたいと思ったからだ。

そこまでの状況だったのか、と正直ショックだったと共に、それでもまたここに戻ってきてくれて本当によかったと思う。またああやって楽しそうに演奏する千章さん、一番最後に深々と頭を下げる千章さんの変わらない姿を見れたのが、私には何よりうれしい青森ライブだった。

おかえりなさい、SING LIKE TALKING!

※SING LIKE TALKING Amusement Pocket Acoustic 2011 in 青森 セットリスト

2011/7/8 19:00~ 青森市民ホール

M-0 Luz [東日本大震災復興支援ソング (配信限定)]

M-1 Hold On [Humanity (1992)]

M-2 Restless ~君の許へ~ [ENCOUNTER (1993)]

M-3 One Day [Metabolism (2001)]

<MC>

M-4 11月の記憶 ~Raining Blues~ [Try and Try Again (1988)]

<MC>

M-5 離れずに暖めて [ENCOUNTER (1993)]

<MC>

M-6 Dearest [Empowerment (2011)]

<MC>

M-7 涙の螺旋 [Empowerment (2011)]

<MC>

M-8 きみの中に輝くもの [Empowerment (2011)]

M-9 In The Rain [ENCOUNTER (1993)]

M-10 心のEvergreen [Reunion (1992)]

M-11 魔力 [Metabolism (2001)]

<MC>

M-12 Wild Flowers [Empowerment (2011)]

M-13 Seasons Of Change [Welcome To Another World (1997)]
------------
En-1 La La La [0(ラブ) (1991)]

En-2 Spirit Of Love [Welcome To Another World (1997)]


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