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2008/11/29

青葉乃会@国立能楽堂

青葉乃会@国立能楽堂

いよいよやってきました。柴田先生の「青葉乃会」本番です。

以下感想を追記。

番組内容は下記の通り。(銕仙会掲載内容より)
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・解説 本日の演目について   増田 正造(武蔵野大学名誉教授)

・仕舞 楊貴妃  YOUKIHI     若松 健史
   邯 鄲  KANTAN     観世銕之丞
・地謡
 山本 順之
 清水 寛二
 西村 高夫
 小早川 修

・狂言 寝音曲 NEONGYOKU

シテ 太郎冠者  野村 万作
アド    主  野村万之介

・能 安宅 ATAKA

シテ 武蔵坊弁慶  柴田  稔
子方   源義経  柴田 理沙
ツレ 義経ノ郎党  梅若 晋矢
〃    〃    谷本 健吾
〃    〃    安藤 貴康
〃    〃    馬野 正基
〃    〃    長山 耕三
〃    〃    観世 淳夫
〃    〃    北浪 貴裕
〃    〃    長山 桂三
〃    〃    浅見 慈一
ワキ  富樫何某  宝生 欣哉
アイ    強力  野村 萬斎
〃    太刀持  高野 和憲
      
笛  一噌 仙幸
小鼓  大倉源次郎
大鼓  柿原 弘和

地謡
観世銕之丞
清水 寛二
泉 雅一郎
浅井 文義
小早川 修
山本 順之
西村 高夫
若松 健史  

後見
浅見 真州
鵜澤  久
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最初に20分ほど増田先生のあらすじや見どころなどの番組概要ご紹介があり、それから仕舞へ。

風雅な若松先生の「楊貴妃」の後、銕之丞先生の「邯鄲」は豪壮で場を一気に華やかに。あの枕に戻る瞬間が仕舞ではこうなるのか、と驚き。

狂言「寝音曲」は万作さんの絶妙な間合いと表情がいつもながら何ともおかしく、見せ所であろう最後の「海士」の謡と舞はさすがの一言。

そして「安宅」。こんなに大勢の役者が居並ぶ舞台は初めてだったので、その連携プレイの見事さに見とれ、理沙ちゃんの子方の愛らしさに胸キュン(死語)し(あの「しょお~が~い~ありつる~」も。たしかに難しい節回しだった)、と楽しみどころ満載だった。柴田先生の弁慶は、何としてもこの安宅の関を通らねばという使命感に満ちていて、終止緊張感が漲り、最後の留拍子のあとは思わずほうと溜息が。
迎える終末はわかっていても、義経・弁慶一行のこの先の道行に幸あれ、と祈らずにいられない舞台となっていた。人気曲なのも納得。

※柴田先生による「安宅」事前解説集
「安宅」 その①

「安宅」 その②

安宅 その③

「安宅」 その④

「安宅」 ⑤

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#憲人の義経とじっちゃんの弁慶の「安宅」はこの巻。「しょお~が~い~ありつる~」も。

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コメント

くりおねさん、今晩は。

何としてでも主君を守ってみせるぞという固い意志と、主君への愛情(のようなもの
)が感じられ、終始緊迫感漂う舞台でした。
 
>連携プレイの見事さ
歌舞伎の四天王はもちろん、安宅のツレは一人でも集中力が欠けていると(特に座っている時)それが目立って空気が乱れてしまいますけれど、今回は皆さん良かったですね。立ったり座ったり、意外と大変?なのではないかと思うのですが。

子方の理沙ちゃんも、凛としていて、しっかりした演技でした。

投稿: 凛花 | 2008/12/02 00:33

>凛花さん
コメントをありがとうございます。

>安宅のツレは一人でも集中力が欠けていると(特に座っている時)それが目立って空気が乱れてしまいます

私は安宅は初めてなのですが、たしかにおっしゃる通りですね。そして今回はそんな乱れはまったくなく、みなさんきっちり集中を保たれていたように私には見えました。そういう意味でも難しい曲なのだなあと改めて思います。

投稿: くりおね | 2008/12/02 22:47

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