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2008/09/22

第五期短期能楽教室 お稽古一日目

先日の発表会から約一カ月。
台風一過の休日、いつものように表参道の銕仙会能楽研修所に、第五期の短期能楽教室のお稽古初回に向かいました。

この半年のお稽古曲予定は次の通り。

1期生 
謡 「小袖曽我(続き)」「菊慈童」 「田村
仕舞「吉野天人」「東北」 「淡路

2期生
謡 「経正」 「竹生島
仕舞 「羽衣」クセ 「高砂

3期生
謡 「猩々」 「羽衣
仕舞 「猩々」 「羽衣」キリ

4期生 
謡 「橋弁慶」 「土蜘蛛
仕舞 「吉野天人」 「紅葉狩

ただし、1期生の方は今回から所属が先生の個人稽古「華友会」に移られたため、一緒にお稽古する機会はぐっと減りそうです。さすがに5グループとなると、お稽古の時間が足りなくなってしまうようで、先生が考慮してくださったとのことです。でも短期教室のお稽古への参加は可能とされていて、「仕舞」の地謡を謡っていただいたりということらしいので、まったくお会いできなくなるわけではなさそうなので一安心。ずっと一緒にやってきた先輩がいらっしゃるのとそうでないのとではやっぱり心持ちが違いますからね。

さて、そんなわけで今回からレギュラー稽古メンバーとしては二期生が頭。というわけで私たちの謡「経正(つねまさ)」からです。

曲目データベースの紹介によると(金春、宝生、金剛流では「経政」)

琵琶の名手平経政は、お仕えする御室仁和寺の守覚法親王に拝借した名器「青山」を返して出陣。戦死の報をきいた親王は憐れんで管絃講を営んで弔うと、かすかな灯火のかげから経政の亡霊が出現する。短篇小説の味わいある佳品。

というあらすじの曲。節回しもどこか上品で、しっとりした曲です。
花よりも花の如く」の第一巻収録「鬼の栖」で、憲人が謹慎覚悟の直前の舞台でシテをつとめていた曲(ちなみにじっちゃんが後見で地頭が匠先生。会場はおそらく観世能楽堂)で、そちらの絵とセリフを見ていただけるとどんな雰囲気かおわかりいただけると思います。

ワキ「これハ仁和寺御室に仕へ申す」~シテ「陽炎の」まで

・最初の名宣(なのり)は、僧らしくゆったり堂々と。

・ヒラキのあとの二文字目の音をきちんと上げる

・「風枯木(コボク)を吹けば」からは「和ツヨ」とある。これは和吟のツヨ吟という意味。「ヨワ吟の気持ちで謡うツヨ吟」のように「よくわかる謡い方」にはありますが。

・「晴天(ハレテン)の雨」「アメ」の「メ」の一字落シ(「、」)はツヨ吟の落シ。

・「雨平沙を照らせば夏の夜乃」は「夏の夜乃」からヨワ吟。「な」の音はツヨ吟の上音からヨワ吟の上音に変わるので少し上がる。

このあと謡を三期、四期、五期と続けて、仕舞は三期、四期、五期、二期と。所要のため途中で中座しました。

三期の皆さんは「猩々」「羽衣」と難しい曲が続きます。「よくわかる謡い方」で復習し、謡本にある「謡曲須知」「節譜解説」も参考にしながら練習してみるのもいいと思います。ゴマ点や用語の意味も少しずつ覚えていくと楽になると思いますよ。

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