« 6/14 第三回三聲会公演 | トップページ | 京都・掛札さんの「木綿風呂敷(格子文様)」 »

2008/06/10

MOVIE 「アフタースクール」

Ooizumi大泉さん主演映画「アフタースクール」、ようやく観賞できた。(写真はすべてシネクイントでの等身大立て看板)

※この作品はネタバレしてしまうと初回観賞の楽しみをかなり奪ってしまうことになるので、可能な限りぼやかした表現にしてますが、まっさらの状態でご覧になることをご希望される方は以下は観賞後にお読みになることをおすすめします。

一言で言えば、宣伝コピーの通り「甘く見てると、ダマされちゃいますよ」の通りの映画。
途中までは大泉さん演ずるお人好しの教師が佐々木さん演ずる百戦錬磨の探偵にいいように利用されて振り回され、という話のはずが、いつの間にか息もつかせぬ展開で、「えっ!」「そうくるか!」「それがそうなっちゃうの!」「うわあ、やられたあ!」「まさかそこまで」「うーん、参りました」となっていく。
目まぐるしく形勢が変わっていく様子はハイスピードのオセロゲームを見るようだ。黒が白に、白が黒に、そしてまた黒が白に。

Sakai私たちが映像を見てごく当たり前にとらえる情報の、なんと曖昧なことか。その曖昧さを利用するかのように、内田監督はジグソーパズルのように緻密にストーリーと設定のピースを作り、ばらした上で巧妙にそれを少しずつ見えるように再構成していく。だからひとつひとつの画面の情報量が、実はものすごく多いのだが、見ている最中はそれに気づかないまま素通りさせてしまう。あとになって「あ、あれはそういうことだったのか」と気づくわけだ。

Sasakuraストーリーの複雑さをさらに加速させるのが俳優達のハマりっぷり。大泉さんの「いい人」「単純そう」な様子、佐々木蔵之介さんの斜に構えた様子、そして「すべての感情を微笑みで表現」する堺雅人さんの謎の表情。また脇を固める俳優さん達のはじけっぷりもすばらしく、特に山本圭さんの怪演には脱帽。

パンフレットにはシナリオが袋とじで再録されているので、見終わった後わからなかった部分をおさらいすることが可能。くれぐれも開演前には破って開けたりされないように。

それから、ビッグな追加情報。
前代未聞の「ヒット御礼の舞台挨拶」が決まったというお知らせがOFFICE CUE公式サイトに掲載されていた。

「アフタースクール」大ヒット御礼 舞台挨拶決定!!

開催日時:東京→6月17日(火) 
     札幌→6月20日(金)

場所:渋谷シネクイント    ※予定ゲスト 大泉洋 内田けんじ監督
   札幌シネマフロンティア ※予定ゲスト 大泉洋 音尾琢真
   ユナイテッドシネマ札幌 ※予定ゲスト 大泉洋 音尾琢真

詳しい情報は映画「アフタースクール」公式HP、また各会場のHPをご覧下さい!
※東京の情報は11日(水)10:00以降にご覧になれます。
※札幌の情報は11日(水)0:00以降にご覧になれます。

公式HP:http://www.after-school.jp/
東京:シネクイント:http://www.cinequinto.com/
札幌シネマフロンティア:http://www.cinemafrontier.net/cgi-bin/pc/index.cgi
ユナイテッドシネマ札幌:http://www.unitedcinemas.jp/sapporo/index.html


参考リンク:
大人な役作り(佐々木蔵之介の役者が仕事:2008/05/21)
#佐々木さんが朝日新聞夕刊に連載しているコラムで、「アフタースクール」について書かれていた回。

北海道新聞社の2008年度企業CM「堺雅人編」
#堺さんたら、なんと道新のCMに出ていたなんて。こんなところで大泉さん達と妙な縁が。


|

« 6/14 第三回三聲会公演 | トップページ | 京都・掛札さんの「木綿風呂敷(格子文様)」 »

「OFFICE CUE」カテゴリの記事

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

オセロゲーム、まさにそんな感じでしたね。どうみても「白」という状況なのに実は「黒」だったり。
よくよく考えてみると、セリフの端々にヒントがちりばめられているんですよね。久々にだまされました。
でもここちよいだまされ方でした。

投稿: 日月 | 2008/06/12 00:32

私も騙されました!
最後の最後まで何が本当なのか分からなくて。
もう一回観てみたいです。きっと最初に観たのとは全然違う視点から観られるだろうと思います。
それにしても騙され芸人にあっさり騙されるとは、なんかちょっと悔しいなあpout

投稿: Hiro | 2008/06/14 19:37

>日月さん
>セリフの端々にヒントがちりばめられているんですよね。

そうなんですよ~。あと、画面のあちこちにも。だからぜひ映画館で観ていただきたい作品なんですよね。

>Hiroさん
>騙され芸人にあっさり騙されるとは

うはは、きっと「どうでしょう」ファンのでご覧になった皆さんがそう思っていることでしょう。本当にやられました。

投稿: くりおね | 2008/06/16 00:04

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14483/41494446

この記事へのトラックバック一覧です: MOVIE 「アフタースクール」:

« 6/14 第三回三聲会公演 | トップページ | 京都・掛札さんの「木綿風呂敷(格子文様)」 »