舞台「ガラスの仮面」 北島マヤ・姫川亜弓役決定
話題作「音楽劇 ガラスの仮面」の主役二人が発表されたという記事が出ていました。
北島マヤ役に大和田美帆さん 「ガラスの仮面」音楽劇(asahi.com:2008/05/27)
連載32年の少女漫画「ガラスの仮面」の音楽劇(蜷川幸雄氏演出)を8月に上演する埼玉県芸術文化振興財団(さいたま市)は、ヒロイン北島マヤとライバル姫川亜弓役を決めた。マヤ役の大和田美帆さん(24、東京都)は、俳優の大和田獏、岡江久美子夫妻の長女。舞台などで活躍中で、歌と芝居のバランスの良さを買われた。 亜弓役の奥村佳恵さん(18、大阪府)は初舞台で大役に起用された。またWeb埼玉記事「「ガラスの仮面」主役決定 芸術劇場8月公演」には選考のこともこのように書かれています。
昨年9月募集した二人の役のオーディションには、海外も含め2330人が応募。一月末の最終選考には14人が残り、歌と実技に挑んだ。蜷川氏、美内氏、脚本の青木豪さんら7人が審査員を務め、全員一致で大和田さんと奥村さんを選んだという。マヤ役の大和田さんは、東京都出身。父は大和田獏さん、母は岡江久美子さん。2003年に舞台「PURE LOVE」ヒロイン役でデビューした。亜弓役の奥村さんは大阪府出身。今春、高校を卒業したばかりで、6歳からクラシックバレエを学んでいる。
蜷川氏は「大和田さんは歌や芝居のバランスが良かった。奥村さんは日本人離れした『珍しい少女像』を持っている」と期待を寄せた。作品については「家族で劇場へ来てもらえるシリーズとして、小学生から大人まで見てもらえるような新しいパフォーマンスにしたい」と語る。6月上旬にも脚本が完成し、7月から本格的な稽古(けいこ)に入るという。
劇中の設定とは逆に、マヤを二世俳優がやることになったわけですね。
主役を射止めた大和田美帆さんは、自分のブログ記事でオーディションの時の苦労を書かれています。
なんとか3次までいけたのですが
最終オーディションはスケジュールの都合上受けられないと、
一度諦めたんです。悔しくて京都のホテルで泣いて泣いて、
奇跡は起こりました。
事務所のスタッフがどうにかしてオーディションを受けさせたいと
動いてくださって、一日だけ東京に戻って
オーディションを受けることができたんです。
オーディションでは、受けられる喜びと
スタッフの気持ちと今までのお仕事で出会った方のお言葉など
何かが強く私の背中を押してくれてる感覚があり、
温かい気持ちで存在することができました。
終わったあとは感謝と充実感でいっぱいでした。
そして、意気込みをこんな風に。
とにかく頑張ります。ひたすら頑張ります。
何があっても負けません。立ち上がる強さを今までの舞台で学んできました。
どうか8月、舞台を観にいらしてください。
舞台上で大和田美帆ではなく北島マヤが存在するよう
一生懸命頑張ります。
これだけファンが多い原作の舞台化の、しかも天才女優の主人公を演じるということで、プレッシャーも並々ならぬものがあるでしょう。どうかがんばってください。
#大和田美帆さん出演作
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