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2008/02/01

2008年初春の観劇予定

今年もあまり多くは行けませんが、劇場に足を運ぶ予定です。
以下、2月以降で今のところ観る予定にしている舞台のメモを。

2月
2月文楽公演
国立劇場小劇場

二世竹田出雲・三好松洛・並木千柳=作
義経千本桜

 伏見稲荷の段
 道行初音旅
 河連法眼館の段

(主な出演者)
竹 本 住大夫
竹 本 綱大夫
鶴 澤 寛 治
鶴 澤 清 治
吉 田 簑 助
吉 田 文 雀

初めての文楽です。やはり歌舞伎、能ときたら文楽も観ておかないと、ということで。

★3月
第83回粟谷能の会
国立能楽堂
番組:
能 「邯鄲」 粟谷明生
狂言 「鶯」 野村万作
能 「隅田川」 粟谷能生

昨年柴田先生が昨年の銕仙会定期能でシテをつとめられた「邯鄲」、今度は喜多流で。

銕仙会特別公演 観世華雪五十回忌・観世榮夫一回忌追善能
観世能楽堂
番組:
舞囃子 「敦盛」 観世淳夫
狂言 「無布施経」 野村 萬
舞囃子 「海士」 観世清和
能  「求塚」 観世銕之丞

求塚」は柴田先生のブログ記事「「求塚」の地頭」によると

「求塚」は観世流では長らく途絶えていた作品で、先代の家元(元正師)が華雪師(六世銕之丞)に復曲を依頼され、昭和26年に復曲され、それ以後銕之丞家ではとても大切に扱っている作品で、華雪師はその著書の中で、「砧」に並ぶ大曲だといわれています。

それ以後何年もかけて、銕之丞家の方々が手塩にかけて育ててきた作品なのです。


という貴重な曲。これが今年はなぜか多く上演されるらしく、そのうちのひとつがこの追善能とのこと。
じっくり楽しませていただきましょう。

2/3追記
参考リンク:
らくらく文楽
#「初心者の初心者による初心者のための文楽講座。文楽と恋に落ちてしまった会社員の記録です。」と銘打ったブログを検索で発見。こちらのサイトで予習させていただきます。

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コメント

くりおねさん、いよいよ文楽デビューですね。

文楽も能と同様に、慣れるまではちょっと大変ですが、わかってくるととても面白いですよ。
最初は、わかるとかわからないとかよりも、語りや音楽の断片から自分なりにイメージを膨らませて、感じとれるものがあればよいのでは。
英語の意訳のような感覚!?

住大夫さん、簑助さんのお舞台を拝見できるのはある意味貴重です。
楽しんでいらして下さいね。

投稿: 凛花 | 2008/02/02 08:52

>凛花さん
そうなんです、やっと文楽を見る機会ができました。
「英語の意訳」のような感覚、ですか。うーんこれは現場に行ってみないと実感できないかもしれませんね。楽しみです。

投稿: くりおね | 2008/02/03 23:42

送信をした時に、んん??とは思ったのですが、住大夫さんと簑助さんは、壷坂霊験(第二部)のほうの出演でした。
くりおねさん、ごめんなさい。間違いを書いてしまいました。
千本桜のほうは咲甫大夫や勘十郎さんですね。

失礼をばいたしました。

投稿: 凛花 | 2008/02/08 08:07

>凛花さん
たった今帰って来ました。
いやこれはすごいです。面白かった!
お能の歌舞伎の中間みたいな感じで、とても好みでした。
いつか住大夫さんと簑助さんを見てみたいなあと思います。

投稿: くりおね | 2008/02/09 22:03

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