西洋なしの貴婦人・ルレクチェのフェア@銀座千疋屋
洋梨と言うと、山形名産の「ラ・フランス」が有名ですが、実は果物も数多く作っている新潟では「西洋なしの貴婦人」と言われる「ルレクチェ」という品種を作っています。
このルレクチェ、高級品ですのでなかなか口にする機会はないのですが、銀座千疋屋さんでフェアを開催中とのこと。
銀座千疋屋でルレクチェフェアを開催中!(新潟市関連ニュース:2007/12/03)
12月3日(月)より2週間、銀座千疋屋パーラーにて、「ルレクチェフェア」を開催します!御歳暮でも大好評を呼んでいるルレクチェ、ぜひこの機会にご賞味ください。
なお、フェア開催期間中、パーラー店内にはルレクチエの「花から実へ」ストーリー写真パネルを掲示しています。
☆1月7日(月) ~ 1月20日(日)には、今季2度目のル レクチエフェアを開催する予定です。【メニュー】
ル レクチェケーキ 1,260円
キャラメルポワール・ムース 1,155円
ル レクチェパフェ 1,575円
ル レクチェタルト 1,260円
ル レクチェカット 1,050円
ル レクチェジュース 1,050円
高級果物店である銀座千疋屋さんでフェアが開催されるような洋梨って、一体どんなもの?と興味をお持ちいただいた方は、こちらの新潟県のサイトをご覧いただくのがいいでしょう。
新潟産の特徴
ル レクチエは「西洋なしの貴婦人」と呼ばれ、独特の芳香と、とろけるような食感が特徴で、味、香、食感とも西洋なしの最高峰です。
10月中旬から下旬に収穫されてから追熟期間を経て出荷されます。大変傷つきやすい、デリケートな果物なので、生産者は細心の注意をもって取り扱っています。栽培・収穫の様子
ル レクチエは花の満開日から数えて、約175日後の10月下旬頃に収穫されます。
収穫したばかりの果実は緑色で果肉も硬く食べられません。
これを初雪が舞う頃に約40日間、貯蔵庫の中でじっくり追熟することで、美しい黄色の果実に変身します。品質は西洋なしの中でも卓越しており、芳醇な香りと滑らかな舌触りは、一度食べたら忘れられません 。
出荷時期は11月下旬~12月下旬の1ヶ月間だけ出回る希少な果実です。ぜひ、冬の新潟の味をご賞味ください。
一カ月以上追熟させる果物なんて、けっこう珍しいのでは。
なお、「ルレクチェ」という風変わりな名前の由来ですが、
「ル レクチエ」はフランスで1882年頃、「バートレット」と「フォルチュネ」の交配から育成された品種です。
この名前は17世紀のフランス宮廷に仕えた執事、レクチエ氏にちなんで1889年に命名されました。同氏は果樹園芸家としても有名で、執事として仕える傍ら、庭園に多くの果樹を植栽して楽しんだと伝えられています。
執事さんから取った名前でしたか。19世紀に育成された品種ということで、かなり歴史もあるんですね。
残念ながら生・ルレクチェはまだ食べたことはありませんが、今回銀座千疋屋さんに行けば、カットフルーツとして食べることができるんですね。さてどうしましょう。
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