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2007/12/28

「くるり」に落ちた

先日さだまさしさん出演ということでご紹介した小田和正さんの音楽番組「クリスマスの約束2007」。録画して見ていたら、さださんのあとに登場したのがくるり。
京都の野外(?)イベントの様子がまず映って、小田さんと歌うメガネくんに「え、これって誰だっけ?」と一瞬目が釘付け。それがくるりのボーカルであり、メガネ男子ブームの火付け役とも言われている岸田くんでした。

スタジオにメガネなしで登場した彼を見て「なんでメガネしてないのっ?!」と憤慨しつつ、京都弁で「小田さんってさわやかな印象があったけど、一緒にやって音楽家特有のどろどろがあるのが実感できた。今日も他の方と一緒にやってるのを見て、やっぱりそうだと確信した。さださんの方がさわやかだった」なんてさらっと言ってしまったり、「京都の女の子は好かれるけど、男はイヤなやつだと思われてしまう」なんて言っちゃったりするのに大笑い。そして歌った「Jubilee」という曲に、ああこのバンドには冬の空気がとてもよく似合うなあ、と思い、以前ラジオで耳にして好きだった「ばらの花」や、「ジョゼと虎と魚たち」の主題歌だった「ハイウェイ」を唐突に聞きたくなって、iTunesで「ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER」をすぐにダウンロード購入。

電車の中で聞くと、冬枯れの冷え冷えとした空の色と岸田くんの少し硬質な歌声やどこかさみしいメロディー、時折入るちょっと不思議なコード進行やアレンジがことごとくはまって、くるりはしばらく私のヘビーローテーションになりそうな予感です。

クリスマスの約束2007」そのものもしっとりして(そんな中でさださん相手の傍若無人ぶりはいい味出してました。あそこはコメディパートだったんでしょうか)楽しい番組でしたが、個人的にはくるりの生演奏を聞けたのが大収穫のひとつになったのでした。

ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER
くるり
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ジョゼと虎と魚たち(Oirginal Sound Track)
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