PLAY 「恐れを知らぬ川上音二郎一座」 シアタークリエ
ニューオープンの劇場「シアタークリエ」の杮落とし公演である「恐れを知らぬ川上音二郎一座」を観てきた。
照明が落ちると流れる音楽。グループサウンズだ。と言うより、このボーカルは間違いなくマチャアキこと堺正章さん。「弘前のおばあちゃん~」連呼する歌詞全体がなんだかシュールなこの曲、私は聞いたことがなかったのだが、連れはすぐにわかったらしく「え、わかんない?」と怪訝な顔を。わかんないよ!(涙)
気になって家に帰ってから検索したら、さすがにすぐに判明。「エレクトリックおばあちゃん」という曲だった。歌詞はこちら→(goo音楽 エレクトリックおばあちゃん - ザ・スパイダース)
最初はマチャアキが弁士として、川上音二郎の半生について講談調に解説。そのあといよいよ渡米後についてお話が始まる、という趣向。
杮落とし公演にふさわしく、賑々しく華やかで楽しく、そして三谷さんらしく一筋縄ではいかないほろ苦い人生模様も絡ませながらの、盛り沢山幕の内弁当のような作品となっていて、見終わったあと「ああ面白かった!」と心から言い合えるものだった。18時半開幕で終演は22時近かったが、時計を見てびっくりしたくらい、あっと言う間の時間だった。
さてこのお芝居、相変わらず豪華絢爛な役者陣も話題だったが、個人的には何と言っても「ハッチャキー」「マチャアキー」のマチャアキを生で見るのが一番楽しみだった。もちろんマチャアキ一人が目的ではなく、堺雅人(おお、ダブル堺)や消臭プラグ殿こと今井朋彦、三谷芝居では常連の戸田恵子など芸達者な役者さん達勢揃いで、ユースケ・サンタマリアと常磐貴子の主役二人の舞台経験の浅さ(と言うかユースケは初舞台)を充分カバーしてなお有り余っていた。
それにしてもマチャアキ。さすがキングオブ「かくし芸」、ホント芸達者。導入部の弁士姿なんか、もう堂に入ったもので。間の取り方も体の動きもすばらしい。
ところで、身の軽さではマチャアキを時にしのいでいたのが阿南健治。朝日新聞夕刊連載の三谷さんのコラムによると、阿南さんは多芸で絵も描かれるとのこと。「あまりのシュールさに目まいを覚える」という絵はこちらにある。たしかにシュール。
参考リンク:
「恐れを知らぬ川上音二郎一座」を観る(かのこの劇場メモ:2007/12/02)
2008/01/04追加
[評]恐れを知らぬ川上音二郎一座(東宝)(YOMIURI ONLINE:2007/11/21)
#オープニング曲「エレクトリックおばあちゃん」収録
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コメント
ユースケは初舞台じゃなく初座長ですよー。
(何年か前、奥菜恵と共演したナイロンの舞台が初舞台です)
投稿: あけみ | 2007/12/28 20:41
>あけみさん
コメントありがとうございます。
>何年か前、奥菜恵と共演したナイロンの舞台が初舞台です
ああっ、「ドント・トラスト・オーバー30」ですねっ。大変失礼いたしました。
ご指摘ありがとうございました。
投稿: くりおね | 2007/12/29 01:11