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2007/11/01

第三期短期能楽教室 お稽古四日目

すっかり秋も深まった表参道の夜の道。お向かいのプラダとカルティエのビルが光り輝く中、いつもの銕仙会能楽研修所へ。第三期短期能楽教室・お稽古四日目のメモです。

本日は二階の楽屋で(仕舞はお舞台を使って)のお稽古です。
本来は三期生→一期生→二期生の順に回していく回なのですが、開始時点で三期生が全員揃っていないということで、一期生の仕舞と謡からという変則順番。一期生は仕舞も謡も「羽衣」です。
「挿頭の花もしおしおと~」おっ、成田さんの「花を描くのも楽じゃない」で見覚えのあるフレーズが。なんて喜んでいる場合ではないですね。このあたりの節回し、すっごく難しそうです。次回はここで苦労しそうなのが目に見えていて怖い・・・。

次は三期生の謡「鶴亀」のあと、二期生の謡「橋弁慶」を。

後シテ:「既にこの夜も明け方の」 ~ 地謡:「肝をぞ消したりける」 まで。

「既にこの夜も明け方の」からは前回既にやっていましたが、メンバーの進み方を揃えるためにそこから再度始めたので、個人的にはおさらいになって助かりました。何せさんざん往生した箇所だったもので、あれから何度か復習しており、今日は前回よりは何とかそれっぽくなっていたのではないかと自分としては思います。
そのあとの「長刀やがて取り直し」からはリズミカルな「修羅ノリ」になっていくところで、謡っていて気持ちいいです。ただ先生は取り立ててダメ出しはせずとも「うーん・・・・」と微妙な表情で首をかしげてらっしゃって、三回同じところをやりましたので、何かがおかしかったのかもしれません。何だろう、気になります。もしかしたら拍子の取り方が微妙に違っていたのかも。

注意点
・「スエル」などで音を下げた時は、基本的に低い音は延ばさない

・さしもの辨慶 合はせ兼ねて
「て」は最初から上げて下げる。

この後は三期生の仕舞(サシコミヒラキと左右打ち込みヒラキ)、そして二期生の仕舞「吉野天人」を。
私は仕舞は習っていませんが、「吉野天人」で謡をつけさせていただきました。謡うのが好きなんですよね、結局。声を出す心地よさ、やめられません。


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