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2007/11/06

観世流能楽師シテ方 浅見真州さんの公式サイトがオープン

銕仙会所属の観世流シテ方の中で、いま正に円熟の芸が見られると評判の浅見真州(まさくに)さん。その浅見さんの公式サイトがオープンしたというアナウンスが、銕仙会のサイトにありました。

能楽師 浅見真州 公式ホームページ

プロフィールページにある略歴は下記の通り。

1941年、観世流能楽師、故浅見真健の五男として東京に生まれる。
4歳のときに「雲雀山」の子方で初舞台を踏み、幼少期は父の指導を受けるも、今もなお不世出の
名手とうたわれる故観世寿夫の強い影響を受け、籍を銕仙会に移して愛弟子として薫陶を受ける。
初シテは1957年、16歳の時に「敦盛」を勤める。
2005年、秋の紫綬褒章受章、芸術選奨文部大臣賞受賞。

先日観に行ってすさまじく感動した「砧」のシテを演じていらしたのが、この浅見さんです。
浅見さんのシテは見なきゃ、という方が周りにも多く、喜多流の友枝昭世さん(発売後15分で完売)までは行かないにしてもチケットがけっこう早く売り切れてしまう模様。そんな浅見さんの動向をチェックするのにうってつけですね。

直近では、この二つが予定として出ていました。

11月20日(火) 『 鉢木 』 浅見真州の会 (国立能楽堂)
12月 5日(水) 『 六浦 』 国立能楽堂定例公演 (国立能楽堂)

「浅見真州の会」のチケット申し込みは電話、FAX、メールでとのことです。(銕仙会での受付は終了)お申込はリンク先をご参照ください。

また、代々木果迢会の2008年度予定もすでにアップされていました。
東京では珍しい屋敷内舞台である代々木能舞台でお能を拝見できる貴重な機会、なかなか日程が合わずにお伺いできずにいますが、来年の後半なら何とか・・・?

ともあれ、さらに多くの能楽師の方々がネットで情報発信してくださることを期待しつつ、浅見さんのサイトをご紹介する次第です。今後の更新を楽しみにしています。

参考リンク:
代々木果迢会の定期能(柴田稔Blog:2006/04/22)

有限責任事業組合 吉川の鯰:代々木能舞台カテゴリ
#代々木能舞台の工事をされた大工さんのブログを発見しました

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