LOVE GINGER~ショウガ味が恋しい季節
最近電車の広告で見かけて、とても気になったキリンビバレッジの「ディアボロ・ジンジャー」。実はショウガ好きな私には見逃せない一品で、とうとう試してみました。
「キリン 世界のKitchenから ディアボロ・ジンジャー」8月7日(火)新発売~ 煮つめておいしくなったジンジャーのソーダ ~ (キリンビバレッジ ニュースリリース)
今回発売する第2弾商品の「ディアボロ・ジンジャー」は、南フランス・プロヴァンスの、果物や野菜を砂糖と一緒にじっくり煮つめて、深い味わいを引き出し、お菓子や飲み物にして楽しむ習慣がお手本です。その煮つめたシロップを炭酸で割るフランス流の飲み方は“ディアボロ”と呼ばれ、初夏の頃よりカフェなどで飲まれています。 今回の素材は、日本では料理に使うことの多いジンジャー(しょうが)に着目し、品質のよい国産しょうがのみを丁寧にスライスして搾ったしょうが汁を、砂糖と一緒にじっくり煮つめました。隠し味にレモングラスやシナモンなどのスパイスを効かせ、仕上げにグレープフルーツ果汁3%と炭酸でキリリと割って、初めてのおいしさのジンジャーエールができました。試してみたら、予想外にぴりっとした味わいで、ショウガとシナモンなどのスパイシーな刺激が、暑さでダレ気味の舌と身体に心地よいです。甘味もそこそこで、べたっとした感じはありません。これはちょっとクセになりそう。
きりっと辛いショウガ味と言えば、思いだすのはあるお店のモスコミュール。
普通モスコミュールと言えばウォッカとジンジャーエール(気の利いたお店ではジンジャービアを使う)で作るのですが、恵比寿にある「ODIN」というバーでは、なんと生ショウガの絞り汁で作るのです。
オーダーするとその場でショウガをおろし、絞り、キンキンに冷やした銅製のビアマグで供されます。その強烈な爽やかさは忘れられません。時々むしょうに飲みたくなります。
このお店は季節限定(毎年1月から4月頃)の緑健トマトを使ったブラディマリーで有名ですが、実は有名エッセイストの作品にも登場しています。それは田口ランディさんの「スカートの中の秘密の生活」。「恋するおじさまたち」というタイトルで、パソ通のチャットで知り合ったテレビ局のオジサマと飲みに行くのがこの「ODIN」。詳しい内容は本誌をお読みいただくとして、この本を読んだのが何度かこのお店に行ったあとだったので、えらく驚いた記憶があります。
ショウガは身体をあたためる効果もあるとか。それを冷やして飲んで大丈夫なの、というつっこみはさておき、香辛料を上手に使ってこの酷暑を乗り切りたいですね。
参考リンク:
ジンジャービアとジンジャーエール(脱アルコール酒の楽しみ)
#日本ではあまり見かけないジンジャービアについて、ボトル写真など載せて詳しく書いてあります。
本物のモスコミュール(Shot Bar AQUARIUM)
#検索していたら見つけたサイト。「あくえりあむ」つながりでご紹介。「本物のモスコミュール」のレシピと写真掲載。
幻冬舎 (2001/06)
売り上げランキング: 33576
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 初夏の味・アメリカンチェリーの自家製ジャム(2020.05.17)
- 六花亭さん「おやつ屋さん」2017年11月版・例年通りアップルパイ「君が家」入り(2017.10.25)
- 六花亭さん「おやつ屋さん」2017年9・10月版(2017.08.24)
- 六花亭さん「おやつ屋さん」2017年7・8月版~人気の花柄グッズにふせんとメモ帳が新登場(2017.06.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
くりおねさんへ
毎日暑い日が続きますね。
私もディアボロジンジャーにハマっています。
あの、がっつりショウガのきいた味を覚えてしまうと、他のジンジャーエールが飲めなくなりますね。
投稿: 日月 | 2007/08/16 23:00
>日月さん
本当に、猛暑日がここまで続くと身体に堪えますね。
日月さんもファンですか。仲間が増えてうれしいです。きっちりしっかりショウガの味がして、ショウガ好きにはうれしい商品です。
投稿: くりおね | 2007/08/17 23:22