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2007/08/13

夏はやっぱり新潟の「くろさき茶豆」

夏の陽射しが強まると、枝豆の季節。こちらのブログへの検索キーワードを過去30日で見ると、「枝豆のゆで方」がトップになっており、みなさまおいしい枝豆のゆで方を探していらっしゃるんですね、と勝手に納得。
そんなみなさまに朗報が。新潟でキングオブ枝豆と言われている「くろさき茶豆」のフェアが開催されるというお知らせです。

都内で「くろさき茶豆フェア」開催!(倶楽部便り~新潟市サポーターズ倶楽部~:2007/08/08)

新潟で枝豆と言えばやっぱり「茶豆」ですが、中でも知名度等で頭抜けているのは「くろさき茶豆」でしょうか。 そんな茶豆の王様「くろさき茶豆」を都内に直送して皆さんに楽しんでもらおうという企画をご紹介します。 (財)新潟観光コンベンション協会が手掛けます今年の企画は、都内のベルギービールの店・ブラッセルズ6店舗で行われている「くろさき茶豆フェア」です。 下記の6店舗で8月いっぱい開催しています。

【開催店舗】
・BRUSSELS 神楽坂店、原宿店、神田店、神谷町店
・カフェヒューガルデン(新宿)
・イドロパッド(渋谷PARCO Part1)
店舗公式サイト


「『くろさき茶豆』って何?だだ茶豆なら知ってるけど」という方が多いかもしれません。農畜産業振興機構の「野菜情報」掲載の「月報野菜情報・産地紹介」から「新潟県新潟市黒埼地区(えだまめ)」にある紹介文から引用します。
 「くろさき茶豆」の栽培の歴史は、昭和の初期に新潟市小平方地区の農家の娘が山形県鶴岡市へ嫁ぎ、茶豆の種子を譲り受け栽培したのが始まりです。その後、生産者の努力により黒埼地区の気候と土壌に合うように改良が重ねられてきました。そして、昭和40年代に生産者・行政・農協が一体となり、さらに品種改良を進め、採種事業により各集落へ配布された茶豆を、当時の黒埼村の村長が「くろさき茶豆」と命名し、現在の黒埼地区の特産物となりました。
 平成16年の枝豆作付け戸数は約350戸、面積は約240haで、その内の約120haが、「くろさき茶豆」です。現在も、種子の自家採種を行い、生産者と農協が一体となって、品質・食味向上に向けて取り組んでいるところです。

生まれはだだ茶豆の分家と言えそうですね。
薄皮が茶色いことから「茶豆」と呼ばれているわけですが、普通の枝豆との違いは何と言ってもその香ばしさ。味に深みがあり、ゆでたてを食べ始めるとあまりのおいしさに止まらなくなってしまいます。くろさき茶豆は「朝もぎ」をするので鮮度も抜群。新潟にいた頃は8月に居酒屋に行って「茶豆」があると「ラッキー」と大喜びして注文していたものでした。

ベルギービールとくろさき茶豆の取り合わせもとても魅力的。ほかの食べ物がいらなくなりそうです。

フェア開催店には行けないけどくろさき茶豆を食べてみたい、と思われた方は、こちらからどうぞ。

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ちなみに新潟市は総務庁の家計調査「都道府県庁所在市別ランキング(平成16~18年平均)」で「さやまめ」の購入量が全国で一番多い都市です。夏の夕ごはんには大人も子どもも一人一皿枝豆が出ていて、それが当たり前だと思っていましたが、どうやらそれはローカルルールだったようですね。

関連エントリ:
超かんたん・枝豆のゆで方(2005/08/03)

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