ニューヨーク薪能記事 asahi.comに
先日ご案内したニューヨークでのジャパン・ソサエティ創立100周年記念薪能についての記事が、asahi.comに掲載されていました。
NYのビルの谷間に幽玄の世界 カブキも反響(asahi.com:2007/07/21)
ビルの谷間に幽玄の世界――日本の能を野外で披露する薪能が20日、ニューヨークの国連本部近くの広場で行われた。交流団体ジャパン・ソサエティーの創立100周年記念行事で、かがり火代わりの照明に浮かび上がった舞台に、観客は拍手喝采を送った。演目は「太閤(たいこう)能」をテーマに、能の愛好者だった豊臣秀吉が自らつくらせた「北条」や、秀吉が舞ったという「井筒」など。野村萬斎が7歳の息子らと演じたユーモアあふれる狂言「井杭(いぐい)」は笑いを誘った。
ニューヨーク・マンハッタンのビル街の中の能舞台。なんてロマンチック。いいですねぇ。
さて、われらが柴田先生は携帯からのブログ更新を予定されていたようですが、どうも現地でうまくいかなかったらしく、替わりに(?)小鼓の大倉源次郎さんがこまめにブログを更新されていました。以下記事をご紹介します。
ニューヨーク公演1(刻々是好刻:2007/07/18)
成田空港で出発遅れのため時間をつぶす某能楽師たち。うどんを食べられていました。
M.S&H.M.様ごめんなさい。
これ、もしかして柴田先生・・・?
2ニューヨーク公演2-3(刻々是好刻:2007/07/19)
三番通り、42丁目の事故で私たちのホテルは47丁目のレキシントン通りですので距離にすると一キロもありません。事故の直後はパニックになった人が反対方向、要するにこちらへ向かって押し寄せていました。人々の不安な表情がすべてを物語っていました。
なんとこの日はガス爆発事故が。
NYで蒸気パイプ破裂、1人死亡 高層ビルを白煙覆う(asahi.com:2007/07/19)
よりによってこんな事故に遭遇するなんて、運が強いのかどうなのか、銕仙会のみなさん。
ニューヨーク公演3(asahi.com:2007/07/20)
19日の初日は残念ながら雨模様のため日本協会のホールで公演しました。「北条」も「井杭」そして「井筒」も無事に終わり先ずはやれやれです。字幕を出しているのでオペレーターの人は大変です、余所見もせずに2時間半の公演中張り付いていました。そのお陰で演技と反応が良い具合に起こり自然に演じることが出来ました。
字幕は本当に大変だと思います。私が言うのも何ですが、現地のオペレーターさんお疲れさまでした。と言いつつ、言葉がわからなくても伝わるものもお能は多いと思いますので、お客様がそれぞれに楽しんでいただければ。
ニューヨーク公演4(asahi.com:2007/07/21)
二日目の舞台は天候に恵まれ野外ステージで無事に終わりました。野外ということも有り鼓の音、シテの謡の声など音の心配が有りましたが何とかクリアできました。
ジャパンソサエティのスタッフの皆さんが相当苦労されていろいろな問題を解決して今回の公演が成立していて頭の下がる思いです。
これがasahi.comに載った舞台ですね。野外で成功して何よりです。
そして帰国された柴田先生の第一報「ニューヨークから無事帰国しました!」がアップされました。
この風景、まさしくニューヨークです。(トランプタワーのあたりでしょうか?)ああ、いいなあああ。現地の新聞の写真には、梅若六郎さんのシテの後ろに大鼓を打つ亀井広忠さんの姿が。
「これから追々、ニューヨークでの公演をアップしていきます。」とのことですので、楽しみにしています。
7/24追記:
「現地の新聞」記事がWebでもアップされていたのを、かのこさんのエントリ「New York Timesにジャパンソサエティ記念能記事」で知りました。
Finding the Art of a Tradition in the Delicacy of Its Details(The New York Times:2007/07/21)
There were still smaller details: the way members of the chorus tucked their hands into their pockets en masse, or how a heavy curtain to one side of the smooth wooden stage was gathered up neatly from behind for each entrance and exit.
地謡が謡っていない時は袴に手をしまっていることや、出入りの度に幕を手で都度あげていることに触れています。私も初めて見た時はこのあたりから「へえ~」でした。
参考リンク:
ジャパン・ソサエティ創立100周年記念薪能(かのこの劇場メモ~半券の余白:2007/07/23)
9/5追記
N.Y.で日本の伝統芸能を(京女のつれづれ草:2007/09/04)
#京都の芸妓さんである真箏さんのブログです。ちょうどこの頃ニューヨークにいらした模様。
関連エントリ:
New Yorkで薪能公演(2007/07/15)
#憲人たちのニューヨーク公演が掲載されているのがこの巻です。
| 固定リンク
「ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事
- 12th Anniversary(2016.02.08)
- 10th Anniversary(2014.01.19)
- 7th Anniversary(2011.01.22)
- 6th Anniversary(2010.01.19)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 「神田日勝回顧展 大地への筆触」at 東京ステーションギャラリー(2020.06.27)
- 「みんなのTARO 2016」@TOBICHI2(2016.02.07)
- 「松尾たいこ×千年陶画 ふたつの出会い」@谷中・韋駄天 に行ってきました(2015.12.12)
- 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」に初参加(2015.09.14)
- 松尾たいこさん初の陶画展「ETERNAL HAPPINESS 色あせない幸せ」に行ってきました(2015.05.27)
「能楽・狂言・伝統芸能」カテゴリの記事
- COMIC 「花よりも花の如く」16巻 成田美名子(2017.03.05)
- 「花よりも花の如く」最新15巻は画集付き特装版(2016.01.11)
- 「井筒」仕舞型付メモ(2016.01.07)
- COMIC 「花よりも花の如く」14巻 成田美名子(2015.05.06)
この記事へのコメントは終了しました。



コメント