EXIBITION 「金刀比羅宮 書院の美 -応挙・若冲・岸岱-」(東京藝術大学大学美術館)
昨年からすっかり若冲づいている私。東京芸大の美術館で、香川の金刀比羅宮に所蔵されている襖絵が展示されると聞き、いそいそと上野のお山に出かけていきました。
まさしく、ポスターにあるように「上野の山へシュラシュシュシュ」です。
金刀比羅宮 書院の美 -応挙・若冲・岸岱-(公式サイト)
東京芸大の美術館は行ったことがなかったのですが、掲記公式サイトの「アクセス&割引」には
台東区循環バス「東西めぐりん」が便利です。大人・子供とも100円
JR上野駅「入谷口」より「東京藝術大学」まで約4分。15分おきに運行
とあったので、試しに「めぐりん」(正確には「東西めぐりん」)に乗ってみました。上野駅の入谷口が少々わかりにくかったのと、15分に一本という時間のため少々待ちましたが、バスで楽々会場の芸大美術館へ到着。
チケットを買って、エレベーターで3Fの会場へ。片岡愛之助さんがナレーションをつとめる音声ガイドもありましたが、時間の関係で今回は借りませんでした。もう一度行く機会があれば使ってみたいと思います。
襖を立て、それぞれの部屋を再現した形で展示されているというのが大きな特徴。このあたり昨年のプライス・コレクションでの「できるだけ絵に合った展示をする」という展示手法も影響を与えているのかもしれません。複製品と本物が混在しているのは展示品の状態によりやむなし、というところなのでしょう。
今まで京都などの名刹と言われるお寺にいくつか行きましたが、よく考えてみると襖絵をじっくり見るようなことはありませんでした。けれど今回の展示会でこれだけ集まった美術的に価値の高い数々の絵を見ると、金刀比羅宮というのは強大なパワーを持った場所なのだと実感。
どの絵も美しくすばらしいものでしたが、和楽などで紹介されていた円山応挙の「遊虎図」や伊藤若冲の「花丸図」は、やはり圧倒的な存在感を放っていました。若冲の作品についてはサイト内記事「「金刀比羅宮 書院の美」展 若冲の花、圧倒される空間」にも詳しく書かれていますが、さまざまな花がまったく同じ大きさで紋様のように並ぶ図は圧巻です。まじまじと見入ってしまいました。
開催概要によると、この展覧会は今後このようなスケジュールで巡回予定とのこと。
金刀比羅宮
2007年10月1日~12月2日(前期)
12月29日~2008年1月31日(後期)三重県立美術館
2008年4月26日~6月8日フランス国立ギメ東洋美術館
2008年10月15日~12月8日
フランスでこのモダンな世界がどのように受け止められるのか、評判を聞いてみたい気がします。
関連エントリ:
Exibition 京都・相国寺「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」(2007/06/17)
Exibition 「プライスコレクション 『若冲と江戸絵画』展」東京国立博物館(2006/07/17)
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