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2007/05/08

短期能楽教室 お稽古七日目

朝すごい雨の音にびっくり。外に出るまでにはなんとか雨足も弱まって一安心。そんな小雨の中、大型連休最終日に表参道に向かいました。短期能楽教室お稽古七日目のメモです。

今回のお稽古は、銕仙会能楽研修所の二階楽屋(仕舞は舞台)にて。連休最終日ではありますが、一期生5名、二期生2名というまずまずの人数で、前回マンツーマンになってしまったことを思うとまずは一安心。って、こんなことで安心していちゃ本当はダメなんでしょうけど。

最初は一期生の皆さんの謡から。「橋弁慶」を最後まで、役を割り振って謡うと、一気に物語っぽくなります。すごいすごい。そのあと次の曲「土蜘蛛」に入っていました。

次に二期生の謡。
まずいつものように「鶴亀」の「月宮殿の~」から。
今回から秘密兵器・ICレコーダーくんも一緒です。ずっと使おう使おうと思っていてなぜか忘れてしまったりしてましたが、これでおさらいもばっちり・・・のはず。

先生からのご指導はこんな内容。

・音は上から押さえつけない。高さはそのままでいいので、調子を上に張る。どんな表現をする時も音は明るく。
この日何度も言われたのはこの「音を張って」でした。

・中の「がぎぐげご」はきちんと鼻濁音で。
毎回指摘されていて、自分ではそれなりに発音しているつもりでしたが、ICレコーダーで聴き直すとまったくできてません。それはもうお恥ずかしいくらいに。当分「鼻濁音、鼻濁音」とひたすら意識して出すようにしてみます。

次に一番頭の「それ青陽の春になれば~」から「天に響きて 夥し」まで。

・ここでも鼻濁音が、、、

そのあと「庭の砂は金銀の」から「君の恵みぞありがたき」まで。

・「イケノミギワノ ツゥ↑ルカア↑メェハ」

・「キミ「イ」ノメグミイゾ」

続いてセリフの部分。「いかに奏聞申すべきことの候」から「ともかくも~計らひ候へ」まで。

・気を途中で抜かずに、気持ちをいっぱいにしたまま。

・「~ソウラヘ」の「ヘ」を消さずに、でものばさずに。

次に「亀は万年の齢を経 鶴も千代をや 重ぬらん」。

・「亀は万年の」音を押さえつけない

・「カサヌウ↓ウ↑ウ↓ーラン~ (息継ぎ)ン↑ー↓ー」
息継ぎ後の「ン」はあまり長く引かずに音を上げる
口を大きく開ける時は横に開く。縦に開かない。

そして「鶴亀」の残り「千代の例の数々に~舞楽を奏して舞い給ふ」まで。これは「月宮殿の~」と同じ大ノリで。

・「ブガクヲ ソオ↑オ↓シテ」

・「マイタモオ オ↓ー オ↓ー」ここはノリをはずす。今までは上げてから下げていたが、ここは平たいまま下げて、さらに落して終わる。

二期生の謡はここまで。

ここから舞台を使って一期生の方の仕舞へ。その後二期生の仕舞のお稽古に。

「構エ(立つ)」と「運ビ(進む)」「サシ込ミ」「ヒラキ」そして「左右打込みヒラキ」を復習。

・宇宙の中心にいる自分を意識する
・ひじの張りを忘れない
・肩を上げない
・胸を張って、胸で前方遠くを見るように。
・歩く時は背中を意識。
・手をあげる時肩より高くしない

繰り返し指摘されること。身体で覚えるまでにはどのくらいかかるのでしょう。

また、6足などでサシコミをする時は、だんだんとスピードを上げていくように、とも。いーち、にい、さん、し、ごろく、くらいで。
それから打ち込みヒラキの手をぐるっと下ろして上げてサシコミ、の流れのところをお扇子を開いてやるやり方を教わりました。

お扇子を開いた状態で下に下ろしながら指先をのばす

角を上げて自分の前で遠くのものを掬うようにしておろして持って来る

下までおろした時に、のばした指から握って持ち直す

そして「鶴亀」の仕舞。

最初の構え:後座の1メートルほど前、中心が待ち位置。右足を下げ左足を立てる

扇を閉じたまま真横に持つ

扇を開く(扇の前方は下がるように、また両端は体の中心に)

構エの状態でひじは張って、左手左ひざの上、右手右ひざの上

「月宮殿の白衣の袂」(謡う)

「月宮殿の白衣の袂の」(その場で立つ)

「色々妙なる」(6足サシコミ)※仕舞の教本には4足とありましたが先生からは6足と指導が。

「花の袖」(ヒラキ)

「秋は時雨の紅葉の葉袖」(右足からまず正面に進み、それから角柱方向へ斜めに進む)

「冬は冴えゆく」(右から小さく回る→左足かける→右を向く→右足下げて両手を上げる)

「雪の袂を」(右足ねじって正面向き→左足引いて手を戻す)

前回はここまで。今回はさらに追加がありました。

「翻す衣も 薄紫の」(右ねじって左足から出る→左へぐるっと回り、舞台中心へ)

「雲の上人の」(右足かけて正面向く)

「舞楽の」(2足サシコミ)※仕舞の教本には4足とありましたが先生からは2足と指導が。

「聲々に」(ヒラキ)

このあと足での拍子取りです。それぞれ「」の部分で、踵で踏んで「ドン」と音を出します。

「ゲ」イイ「ショ」オオ 「」「ウ」ーイイ「ノ」ォ 「キョ」クヲ
左    右      左左     右    左

拍子を取る時、あまり足を上に上げないように。

お仕舞、加速がついているように感じますが、本当に覚えられるんでしょうか。

参考リンク:
第2期短期能楽教室7回目(迷宮探索:2007/05/06)

#一期生のみなさんの「橋弁慶」かっこよかったです。次は「土蜘蛛」。

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