« 「ハケンの品格」~95%のありえなさと5%の真実 | トップページ | 春早し 梅もほころぶ 如月に »

2007/02/14

柴田稔さん講師の「短期能楽教室」二期生になりました

成田美名子さんの「花よりも花の如く」をきっかけにお能を見始めて2年半。好きが高じてとうとうお能を習い始めることに相成りました。

第2期短期能楽教室 開講!(能楽師・柴田稔Blog:2007/02/14)

13日(火)より、第2期短期能楽教室 を開講しました。

今回の新入生は7名、1期生の継続者を合わせると十数名の大所帯になりました。
賑やかな稽古!?ができそうです。(^^♪


はい、その7名のうちの一人が私です。
何度か能楽堂に足を運ぶうちに、謡がよく聞き取れなかったりして、もっときちんとお能を知りたいなあ、と思うようになっていたんですね。で、バックステージツアーの後、8月に最初の短期能楽教室が開催されることになった時もすごく心惹かれたのですが、ちょうどその頃は時間を取るのが非常に難しく、次の機会があればと思っていました。

で、11月の柴田さん主催「青葉の会」終了後「 「初心者のための短期能楽教室」 第2期募集!」ということでブログにアップされた時は今度こそ、と申し込んだ訳です。

2月11日に第一期生発表会を見て、皆さんの堂々とした謡と仕舞に、半年でこんなにできるなんてすごい、と驚くと同時に、自分は果たしてどうなのかと思うと多大な不安が。

6カ月間の稽古曲目は、謡は「鶴亀」と「吉野天人」・仕舞は「鶴亀」を予定していて、昨日の稽古初日では謡い「鶴亀」のキリの部分(一期生の初回稽古についての柴田さんのエントリによると、「初心者にはまずこの曲から入ります」のこと)、仕舞は基本的な立ち方、歩き方から。
高校時代の演劇経験や、日頃の講師稼業で、普通の人より少しは声を出すことに慣れている筈ですが、体に響かせることがなかなかできず、どうしても喉で声を出してしまっているなあ、と反省。どうやって響かせるか、勉強しないといけません。
また立ち方をやった時は、昔バレエの初心者クラスに少々通った時のことを思い出しました。腰を入れて、上下左右から引っ張られるようにしてきちっと立つのって、本当に難しいです。摺り足で前進してみましたが、時々よろけてしまい、ああこれはちゃんと立てていない証拠だなあ、とまたも反省。

それでも柴田先生の後に続いて「げっーきーうーでーんーのー、はーくーえーの-たーもーとー・・・」と声を出すのは気持ちよく、楽しいです。
少しずつでも上達していけるように、月2回のお稽古がんばります。

第2期短期能楽教室 開講!」の記事に、柴田さんはこのように書かれています。

能には興味があっても、この世界に入ってくるにはなかなかきっかけをつかめない、そんな方にどしどし利用していただきたいと思います。

能という伝統文化の継承を目的としていますが、どこか権威的で、知らずうちに高くなった敷居を取り払って、気軽に能に接する環境を目指しています。


まだ若干名受け付け中とのことですので、興味をお持ちいただいた方、ぜひ柴田さんにお問い合わせくださいませ。お問い合わせ・お申し込み先はこちらのエントリをご参照下さい。

参考リンク:
短期能楽教室 発表会レポ(迷宮探索:2007/02/12)
#一期生の先輩・挿頭花さんの発表会レポートです。袴姿が凛々しくて素敵でしたよ。

能楽教室発表会(Voice from Heart:2007/02/12)
#こちらも一期生である飯島晶子さんのブログエントリから。一曲目の「鶴亀」のシテをつとめられていました。朗々とした声に「さすが・・・」とうっとりでした。 

#「立ち方」なども載っています↓

能楽入門〈1〉初めての能・狂言
三浦 裕子 山崎 有一郎 横浜能楽堂
小学館
売り上げランキング: 135142



花よりも花の如く (1)
花よりも花の如く (1)
posted with amazlet on 07.02.14
成田 美名子
白泉社
売り上げランキング: 112490

|

« 「ハケンの品格」~95%のありえなさと5%の真実 | トップページ | 春早し 梅もほころぶ 如月に »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

能楽・狂言・伝統芸能」カテゴリの記事

コメント

くりおねさん、こんばんは!
いつもながらTB,ありがとうございます。
おけいこ、 頑張りましょうね!

シバタ

投稿: シバタ | 2007/02/20 00:14

>シバタさん
あっ、先生からコメントが!
ありがとうございます。
半年後の発表会、甚だ不安ですが、まずは基本をきちんと身につけられるように頑張ります。
お稽古どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: くりおね | 2007/02/21 00:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 柴田稔さん講師の「短期能楽教室」二期生になりました:

« 「ハケンの品格」~95%のありえなさと5%の真実 | トップページ | 春早し 梅もほころぶ 如月に »