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2006/11/09

突然「ベト7」にはまる

ここ数回のTVドラマ版「のだめカンタービレ」では、SオケがAオケと対抗する曲としてベートーベンの交響曲第7番(通称ベト7)を、練習から本番まで何度も流していました。また、オープニングテーマもタイトルバックにベト7が流れます。そのためかどうかは不明ですが、このベト7に突然すとん、とはまってしまい、以前iTunesでダウンロード購入したカラヤン指揮のベト7を暇さえあれば聴いています。

もともとクラシックは初心者の私。昨年「のだめカンタービレ」を大人買いしたあと、マンガで使われている曲を聴いてみたくなり購入した「のだめカンタービレSelection CD Book」にも収録されてますが、コンピレーションCDなので第一楽章のみなんです。で、友人がベートーベンの交響曲では第7番が一番好きだと言ってたのもあり、それじゃあ試しに一曲全部聴いてみようか、と落としていたのですね。

ドラマでオーケストラの様子を見ながら(もちろん音は本物のオケなのでしょうけど)曲を聴くとひとつひとつの音が以前よりよく聞こえる(ような気がする)し、原作で千秋のうんちく、もとい、分析を読んでると「ああ、音の鳴り方にはそれぞれ意図があるんだなあ」と素人なりに考えたりして、そして何より原作でのだめが「英雄」を弾きながら言ってた(ドラマではベト7に当ててましたが)「いかづちー!雷鳴!」など音をイメージとしてとらえる言葉に触発されてか、聴きながら何となく映像が浮かんでくるんですね。それがすごく楽しいんです。ああ、クラシックってこういう聞き方ができるんだなあ、と。

そんでもって外でiPodで聴きながらつい一緒に歌いそうになったりして、危ない人一歩手前。前クール話題になったドラマ「結婚できない男」の中で、主人公の趣味が自宅で指揮者になったつもりで振りながらクラシックを聴くこと、というのがあったような記憶がありますが、つい指揮のマネをしてしまう気持ちがわかりました。

こうなってくると、次はぜひ生で体験してみたい、と思うのが人情。
幸い身近に学生時代大学の管弦楽団所属だった友人がいるので、手軽でよさそうな演奏会があったら誘ってくれるとのこと。

ドラマ版「のだめ」は、次回いよいよのだめがマングース着ぐるみでピアニカを吹く「ラプソディ・イン・ブルー」があり、そして千秋・シュトレーゼマン初共演となるラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番ハ短調。昨年フィギュアスケートの村主章枝・高橋大輔両選手がフリー演技の曲に使っていたあの曲です。のだめを「ピアノ、弾かないと!」と追い立てる演奏になるのか、楽しみです。

関連エントリ:
TV 「のだめカンタービレ」第一回を見る(2006/10/19)

ぎゃぼっ!「のだめカンタービレ」が月9でドラマ化&アニメ化(2006/08/10)

マングースぬいぐるみつき「のだめカンタービレ15巻」限定版 到着(2006/06/10)

参考リンク:
ベートーヴェン篇 ウィーン・フィルによる7つのベートーヴェン第7
(An die Musik 開設7周年記念 「大作曲家7人の交響曲第7番を聴く」)
#私が持ってるカラヤンのやつは、おそらくこの中の「その1」だと思われます。


ベートーヴェン:交響曲第7番・第8番
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