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2006/07/31

新潟・白山神社で薪能「葵上」上演

夏は薪能の季節ですが、新潟日報ニュースを見ていたら「かがり火に浮かぶ幽玄の舞」という記事を発見。

新潟在住時はお能を観る習慣がなかったので気がついていませんでしたが、白山(はくさん)神社で毎年薪能をやっていたんですね。

 かがり火の明かりの中で伝統的な能楽の世界を味わう「新潟薪能」(同運営委員会主催)が29日夜、新潟市の白山神社境内で開催された。訪れた約1000人のファンは、夏の夜に照らし出された能舞台での幽玄な舞に酔いしれた。
 今回で16回目を数える新潟薪能は、経費不足などの理由で昨年は前年に続いて屋内で行われた。だが、運営委やファンから「再びかがり火を」との声が上がり、支援の輪が拡大。3年ぶりに野外公演が実現した。
写真はかなり遠くからですが、美しいですね。 番組は何だったんだろう、と検索してみると、白山神社サイトのトップページに概要がありました。
16th 新潟薪能
2006.7.29(sat) 17:00開演(16:00開場)
新潟市白山神社境内(雨天の場合は新潟市民芸術文化会館コンサートホール)
・演目
 観世流 能 屋島 中村 裕
 和泉流 狂言 附子 野村萬斎
 観世流 能 葵上 梅若 万三郎
・問い合わせ先
 主催 新潟薪能運営委員会
 事務局 新潟日報社事業局内(新潟市善久772-2)
 TEL 025-378-9849
おお、萬斎さんが行かれていたとは。狂言はだいたいわかりやすい話なのですが、「附子」は特にわかりやすいし、会場もウケたことでしょう。 「葵上」を薪能で、というのも素敵です。後シテの般若の面をつけて出てくるところは篝火で照らされるとぞっとするでしょうね。うーん、見てみたい。

ちなみに「葵上」は成田美名子さんの「花よりも花の如く」1巻収録の「鬼の栖(すみか)」で登場します。私のファースト能も「葵上」でした。

もっと情報はないかとブログに絞って検索してみたら、実際に上演された方のブログ記事とご覧になった方の記事がありました。

まず、梅若研能会の内弟子さんである青木健一さんのブログより。
現地に行かれた関係者のリアルタイムレポートが読めるなんて、いい時代になったなあと思います。

地方公演ライブ中継 新潟薪能編(15時48分)(能役者青木健一のお稽古日記。:2006/07/29)
地方公演ライブ中継 新潟薪能編(21時46分)(同上)

薪能だと演能中にいつも流れだす「携帯電話の着信音」も今日は無かったし、能が全部終わって、最後の人が退場するまで席を立つ人もいなかったようだし。
新潟のお客様はマナーが良いね(*^-^)b

というコメントがうれしかったです。

次に観客の方のレポート。

日本文化三昧(まごころ村私的日記:2006/07/30)

夕方日の翳りかけた頃から始まり、かがり火に火がともると幻想的な雰囲気
が会場を包み込み、太鼓と笛の音が静かな夜に響き渡りました。
「静」の中に激しい心の「動」の表現。
ひとつひとつの動きに無駄がない洗練された動き
こういった文化を育んできた日本を本当に誇りに思いました。

笛や鼓の音が、室内とは違った響きで聞こえるのが、薪能の楽しみの一つです。「葵上」は前半と後半で緩急があり、見ている方もぐっと引き寄せられたのではないかと思います。

毎年上演されるとしたら、この時期帰省するというのも手だなあ、と思ってしまいました。今後要チェックです。

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