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2006/05/26

水なすの季節

初夏めいた陽射しが射すようになってくるこの季節は、水なすの始まりの季節でもあります。
生協のカタログに水なすの漬物が載り始めるとうれしくていそいそと注文してしまう、私の大好物のひとつです。

「水なす」という名前を初めて聞くという方には、近畿農政局のサイトでの説明をどうぞ。

 水なすは泉州地域を代表する特産物です。一般のなすに比べて皮が薄く、手で握ると水が滴り落ちるほど水分が多いのが特徴で、ここから水なすと呼ばれるようになりました。
 現在、泉州の各地域で栽培されており、1年で約2,000t(平成12年度)を超える生産があります。
 夏は露地の水なす出荷の最盛期です。この時期、水なす農家は朝の4時から1つ1つ丁寧に水なすを収穫し、その日の出荷に間に合わせています。

 水なすの浅漬けは絶品で、泉州には絶対に欠かせない味の一つです。最近はテレビや雑誌に紹介され、需要が伸びており、大阪や京都だけではなく、東京市場にも出荷されています。


まさしく水なすの浅漬けは「絶品」で、普通のなすより皮が薄いので、口に入れてかんだ時のぷちっとした歯ごたえも気持ちよく、じゅわっと広がる汁はうまみ満点。

「泉州」とつくようにこれは南大阪を中心とするエリアの名産物で、東京に来るまで口にすることはありませんでした。ただ、名前を知ったのはそれ以前で、林真理子さんの週刊文春連載エッセイ「今夜も思いだし笑い」の中で見たのが初めてでした。林さんがお友達と泉州のお店に行った時、そこで初めて「水なすの浅漬け」を勧められて食べたという話が載っていたのです。
林さん達は水なすのあまりのおいしさにおかわりを繰り返し、とうとうそのお店の水なすを食べ尽くしてしまった、という話だったのですが、そんなにおいしいなすの漬物があるのか、とその時はあまりピンとこないままでした。

で、数年後に初めて「水なすの浅漬け」を食べる機会に恵まれ、そのおいしさにあっという間に箸が止まらなくなり、林さんと同様あっという間に完食してしまっていました。あれは大げさでも何でもでもなく本当だったんだ、と実感。

短い旬ですが、これから水なすを思い切り楽しめるのがとてもうれしいです。

関連記事:
水ナス 味良し…大阪(YOMIURI ON-LINE:2006/05/21)

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