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2006/01/30

トラキチ・キッズ

美容院で待ち時間に雑誌「ku:nel(クウネル)」17号を読んでいたら、連載記事「江國香織姉妹の往復書簡」に、私好みの心がぽかぽかする話が書いてありましたので、ここでご紹介を。

それは妹の晴子さんの方のお手紙。
大阪出張の折(彼女は「バドミントン・マガジン」の編集者です)、甲子園球場に阪神の試合を観に行った時のこと。
その日はかなり前方のいい席で、そして彼女の前には男の子4人と女の子一人の5歳児たちがいたそうな。
子供ではあってもみんな阪神選手の名前の入った縦縞ユニホームを着て、1番打者から9番打者のヒッティングマーチをすべて間違えずに声を揃えて歌っているというトラキチぶり。

そして、クライマックスは4番金本がバッターボックスに入った瞬間。
5人は揃って椅子の上に立ち(と言っても5歳児なのでそれでも小さい)、いっせいに「アニキー!」と叫んだそうだ。
なんという必死さ。けなげさ。
想像するだけで、あまりのいじらしさに身悶えしそうになります。

その日は7対0くらいで阪神の圧勝。阪神ファンの晴子さんも大満足して帰ったとのこと。

私は野球は特定のチームのファンではありませんが、こんな風に子供達に心から愛されるスポーツチームは、いいなあと思います。
プロスポーツの皆様には、願わくば大人にも、わくわくどきどきするとてつもない憧れを、ずっと持たせてほしいですね。子供のように、声を枯らして応援したくなるくらいに。椅子の上で「アニキー!」と叫びたくなるくらいに。

絵本を抱えて部屋のすみへ
江國 香織
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おすすめ度の平均: 4
4 やわらかな文章の中に幸せな宝石
4 ブンガク少女の絵本紀行
4 江國さんの子供時代を垣間見る様な…

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