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2006/01/18

「トドカレー」をご存じですか

北海道・オホーツク海に現れる動物に、トドやあざらしがいます。
知床や網走などで季節と場所によっては目撃することもできるらしいのですが、実はその「カレー」が存在することは、知る人ぞ知る事実のようです。

こんなことを突然思い出したのは、以前エントリで書いた「まりもようかん」を知らなかった友人に、今回の帰省のおみやげで買ってきた「まりもようかん」を渡して大層喜んでもらえたことが発端。
「その地域の人しか知らないようなレアものってうれしいね」と言われ、「そうね、北海道だとあと珍しいものとしては『トドカレー』とかね」と言ったら驚愕されました。

「・・・トドって、海にいるあのトド?」
「うん、他にえぞ鹿とかあざらしとかあったと思うよ。缶詰で売ってるのよ」
「えぞ鹿!あざらし!!・・・それって、食べていいものなの?」
「うーん、増えすぎて困ってるみたいだから、いいんじゃない。普通に空港の売店で売ってるよ」
「なんか匂いとかすごそう」
「そうねぇ、味は保証できないと思うなあ。脂がきつそうだし。そういえば熊カレーもあったようななかったような、ちょっと自信ないけど」

なんて会話をしていたら、ちゃんと調べたくなり、検索してみました。

あ、念のため言っておきますが、私さすがにこれらは食べたことはありませんし、これからも食べる気はありません。ネタになることなら少々の出費は厭いませんが、食べ物系は冒険しないことにしておりますゆえに。

まずは「トドカレー Wikipedia」より。

多くは缶詰として販売されている。暖めて缶詰のふたをあけると自然の香りがし、共に獣の香りもたくましいワイルド嗜好の一品として知られている。肉の獣臭さを消すためか、辛さはやや強めである。販売が好調なため缶詰だけではなく、レトルトパックの商品も登場している。販売元は恵比寿KY(北海道函館市)。知名度が上がるにつれ北海道以外でも入手可能となっている。

販売が好調。そうだったんですか。どうりでお土産コーナーには常に陳列されているわけで。
姉妹品
* ヒグマの肉を使用した「熊カレー」
* アザラシの肉を使用した「アザラシカレー」
* エゾシカの肉を使用した「エゾ鹿カレー」

ああ、やっぱり熊もあったんですね。うろ覚えだったんですが。

アザラシカレー以外は通販で簡単に購入できるようです。
以下写真紹介も兼ねてリンクを。「 」内は缶の裏にある説明より。

トドカレー「流氷と共にやって来るトドをカレーにしました」
[北のグルメ]トドカレー

熊カレー「北海道の雄大な大地に生息するヒグマをカレーにしました。」
[北のグルメ]熊カレー

えぞ鹿カレー「北海道の雄大な大地に生息するえぞ鹿をカレーにしました。」
北海道特産えぞ鹿カレー(辛口)

実際にえぞ鹿カレーと熊カレーを食べた方の体験記もありました。2日連続で試食されたとのこと。想像するだけでハードです。お疲れさまでした。
ちゃんとお皿に盛って、どんなものなのかわかる写真もあります。熊カレーの方がより辛そうな色をしています。

楽天市場内「北のグルメ」では、「北海道迷産品?!」というタイトルで店長さんが熊カレーを試食しているレポートと、モニタープレゼントでトドカレーを試食した遠藤さんのレポート「未知との遭遇?トドカレーとの出会い」も。

アザラシカレーについてはなかなか見つからず、関心空間キーワードで写真入りのものがあった程度だったので、そちらをリンクいたします。

アザラシカレー:関心空間

缶の裏にある説明としては「流氷と供にやってくる『アザラシ』の肉を使いカレーを作りました。」とのことですが。
アザラシカレーに限らず、上に上げた商品の商品説明はどれを読んでも「いやそんなこと言われても」とこっちが困ってしまいます。

ちなみに姉妹品(?)として、えぞ鹿大和煮熊肉大和煮といった商品もあるようです。写真はこちら↓。

えぞ鹿大和煮
えぞ鹿大和煮(みそ味)

熊肉大和煮
熊肉大和煮(みそ味)

ここまであくまで「珍しい商品」として書いてきましたが、最後に、「食べていいの?」と言う疑問について。Wikipediaにはこのように書いてありました。

トド、ヒグマ、エゾシカなどは鳥獣保護法により無制限の狩猟は禁止されているが、トドは年間10億円、エゾシカは年間30億円とも言われる農業・漁業被害をもたらすと言われ、またヒグマのように、その存在そのものにより住民の安全が脅かされることも少なくない。
こうした場合には、有害獣として一定数の駆除が認められている。例えばトドは北海道では年間116頭までの駆除が認められ、エゾシカも年間に約3万頭が駆除されている。こうした駆除獣は放置されるわけではなく、専門の業者・機関に販売・譲渡され、加工材料や研究素材となるのである。

「駆除」ですか。うーむ。確かに北海道新聞の記事「野生動物が危ない」を読むと、トドそのものの生息数の減少と漁業被害、一方駆除による効果が検証できないでいるといった現地の非常に悩ましい状況が書かれています。

北海道に行かれた際に空港の売店でこれらの缶詰をお見かけになったら、遠いオホーツクの海や大雪の山中(いや、大雪山とは限りませんが)に思いを馳せていただければ。

1/22追記:
ミズタマのチチさんからのコメントで「以前エントリにしましたよ」とのこと。
早速「ミズタマのチチ」「熊カレー」で検索してみたらすぐに出てきました。

熊カレー、うまいっすよ!(ミズタマのチチ:2004/10/26)

さらに、チチさんのネタ元はネタフルさんの記事「『熊カレー』が異例の売れ行き」だったことも発見。もともとは熊報道が発端だったんですね。
いやあ、つながる、つながる。これぞブログの醍醐味。

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コメント

驚愕、です。
へぇボタン連打しまくりでした。うーむ勇気がいりそうですが、「食べずに死ねるか」の類かもしれません。しかしこれ全部楽天で売ってるんですか。それもまたすごい。楽天おそるべし。

投稿: 山口 浩 | 2006/01/18 23:53

>山口浩さん
アザラシ以外は全部あったのがすごいです>楽天

今日出席したカレーを食べる会(チキンとマトンです、念のため)でご一緒した小樽ご出身の方から、「熊カレーはやめておいた方がいい」「えぞ鹿カレーがおすすめ」という情報を入手しました。お試しされる時のご参考に。

投稿: くりおね | 2006/01/19 01:03

熊、たべました。
たしかブログにも書いたと思うけど、いつかは忘れちゃいました。

熊は脂が多いです。そして辛口。
ぼくは美味しいと思ったけど、冷めると脂がきついでしょうね。

投稿: ミズタマのチチ | 2006/01/20 20:25

>ミズタマのチチさん
そうか、やたら鮮明に記憶があると思ったら、チチさんがブログで記事にされていたんでした。
検索したら該当記事が見つかったので、追記にさせていただきます。
熊も脂は多いけど支持者あり、ということで。なかなか味の世界は広いですね。

投稿: くりおね | 2006/01/22 22:49

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