屋根の高さまでの雪も・新潟大雪続報
たとえばこちらの記事。
右上の写真は、家中を取り囲む雪。屋根と積もった雪がほとんど同じ高さで、このままいくと「雪下ろし」から「雪上げ」になってしまいそうな状況。除雪した雪を捨てる場所の確保も大変そうです。
また、その下の写真は降雪計。目盛りは5メートルまでですが、すでに4メートル90まできてしまっているので、急遽2メートル追加したとのこと。
さらに、「どれだけ積もるのか 雪下ろし もう4回目」という記事では、県内最大積雪量になっている十日町市(中里)土倉地区への取材の様子が。
「うちに88歳になるじいちゃんがいるんだけど、こんな雪は記憶にないって言うんだよ」。屋根から落下した雪をどけながら大工の山田寿治さん(53)は語った。 土倉集落は南魚沼市との境、当間山ろくの十二峠に近い標高600メートルの山中。人が生活する地域では全国でも有数の豪雪地だ。例年でも積雪は3、4メートル。6メートルを超えた記録もある。大雪には慣れているはずの住民も「この冬の雪はひどい」と声をそろえる。「6メートルといっても、それは冬の終わりごろの話。正月初めでこんな雪じゃ、何メートル積もるか分からない」。寿治さんは、屋根の高さまで積もった雪を見上げ、表情を曇らせた。
集落にある同市の観測所の積雪は6日午前9時現在で、この冬一番の4メートル90センチを記録。これからが本格的な降雪期、積雪が5メートルを超えるのは確実だ。観測所の積雪計は目盛りが5メートルまでしかないため、5日には市役所職員が2メートル分の計測器を付け足した。
asahi.comの記事「津南町、約1カ月間の降雪続き」でも、降り続ける雪に疲弊しそうな様子が。
住民たちも、除雪に追われる毎日だ。同町芦ケ崎の農業内山利雄さん(79)は、毎日朝晩2回、除雪機で家の前を除雪する。家の周囲は5メートル近い雪の壁に囲まれ、「雪には慣れているつもりでも、こう毎日降ると参ってしまう」。
町役場の2階にある助役室の窓も屋根からの落雪で埋まった。滝沢秀雄助役は「月末から2月中旬まで最も雪が多い。我慢比べです」と話した。
地下水を使った道路の消雪パイプの水も枯れ始めているとのこと。
私の実家のある新潟市は、新潟地方気象台の情報によると14時現在の積雪量は24センチですが、私が高校生の時に1メートルつもって雪下ろしをしたこともありますので、他人事ではなく、予断を許しません。なにせ1メートルつもると、戸が開かなくなるんです。
(新潟毎正時の観測データはこちら)
離れて暮らしている自分に何ができるわけでもありませんが、せめて引き続き情報を集め続けたいと思います。
参考情報:
5つの市町に災害救助法適用(新潟日報Web:2006-01-06-22:27)
雪の影響で郵便など遅配続く(新潟日報Web:2006-01-06-19:19)
上越地域に地盤沈下警報発令(新潟日報Web:2006-01-06-17:46)
県内大雪 目立つ高齢者の犠牲(新潟日報Web:2006-01-06)
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