映画の中のニューヨーク:「TITLE」12月号
本屋さんでふと目に入った「TITLE」12月号の表紙に「映画で旅するニューヨーク。」の文字。
好きな映画はニューヨークが舞台のものが多い、「ニューヨークLOVE」な私は即購入してしまいました。
特集はエンパイヤステートビルに登るキングコングの話から始まります(ピーター・ジャクソンの「キングコング」はものすごく楽しみ)。ニューヨークのランドマークから始まって、こんなカテゴリで場所と代表作品を紹介。
01:Landmark
02:Architecture
03:Cafe & Deli
04:Restaurant
05:Night Spot
06:Hotel
07:Shop
08:Park
もちろんすべての映画を見ているわけではないし、すべての場所を知っているわけでもないので、あくまで自分の経験の範囲内での楽しみになりますが、それでも自分の好きな映画の「あの場所」が紹介されていると、とてもうれしく感じます。
たとえば。
02:Architectureでの“Grand Central Station”。本誌では「カリートの道」を紹介していたけれど、私にとっては何と言っても「フィッシャー・キング」で、ロビン・ウィリアムスとアマンダ・プラマーの二人と一緒に、駅にいた普通の人達が全員突然手に手を取ってワルツを踊りだす、ファンタジックな「いきなりワルツシーン」。現地に行った時、一瞬目の前にあのワルツを踊る人々が蘇って総毛立った記憶があります。
そして何と言っても03:Cafe & Deliの“Kat's Deli”。「恋人たちの予感」(原題:WHEN HARRY MET SARRY)でメグ・ライアン演ずるサリーが「女はオーガズムのフリができる。それを男は見破れない」ことを証明するあのデリのシーンを撮影したことであまりにも有名な場所。
そのシーンを撮影したテーブルの上の天井にはこんなパネルが下げられていました。
WHERE HARRY MET SARRY...
HOPE YOU HAVE WHAT SHE HAD!
↓
ENJOY!
なんてお茶目。私は「彼女と同じもの」は食べなくてもいいけれど、あの席でちょっとあやしい息づかいくらいはしてみたいかも。
ちなみにサリーを見て「I'll have what she's having」(私も同じものを)とオーダーする老婦人はロブ・ライナー監督のお母様、というのも有名な話で、おそらくパネルの言葉もそこから取られているのでしょう。ファンにはとことんうれしい仕様。
尚、「恋人たちの予感」からは08:Parkで“Washington Square Park”も登場。
そうそう、08:Parkで当然出てくる“Central Park”。本誌では「オータム・イン・ニューヨーク」で紹介されてますが、私が一番印象的だったのは「グリーン・カード」でアンディ・マクダウェルとジェラール・ドパルデューが駆けていくシーン。ピーター・ウィアー好きなもので。
あとは、07:Shopのカテゴリ。
「ユー・ガット・メール」の絵本店のモデルになった“Maya Schaper Cheese & Antiques”と、主人公二人が出会うスーパー“Zaber's”。
「ビッグ」で大人の体になったコドモのトム・ハンクスが床のピアノの鍵盤で思い切り遊ぶ5th avenueにあるトイ・ショップ“F.A.O. Schwarzs”(このシーンめちゃくちゃ好きなのです)。
それから06:Hotelでは「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」でアル・パチーノが見事なタンゴを踊る“The Pierre”。
この他にも「ニューヨークのクリスマスを映画で満喫!」「ウディ・アレン作品にマンハッタンを教わる」など様々な角度から「映画」と「ニューヨーク」を特集しています。
あの映画のあのシーンはここだったのか!と楽しめる一冊。穴場というよりは定番的なラインナップなので、基礎知識として押さえておくのによろしいかと。
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