「第一回日本たまごかけごはんシンポジウム」とは
何気なくはてなブックマークの人気エントリーを眺めていたら、胃袋わしづかみなタイトルを発見。
その名も「第一回日本たまごかけごはんシンポジウム」。
期間は10月28日が前夜祭、29日から30日が本番。
開催地は島根県雲南(うんなん)市吉田町。「雲南って、中国かい?」とつい思ってしまいましたが、島根県の大東町・加茂町・木次町・三刀屋町・吉田村・掛合町の6町村が2004年11月に合併してできた新しい市でした。出雲市に接していて、島根の山側に位置しています。
なぜこの町が「たまごかけごはん」なのか。いわゆるひとつの「町おこし」でしょうか。
イベントもいろいろ用意されているようですが、クライマックスは何と言っても30日正午からの「昼食~たまごかけごはん吟味会」でしょう。
薪で炊かれたごはんに、新鮮なたまごをかけて、いつも通りも良し、初めて見た素材を試すも良し、たまごかけごはんを堪能してもらいます。自然回帰、米食回帰を図るこのイベントでは、割り箸はタブー。 「日本たまごかけごはんシンポジウム」の名入りの箸を「マイ箸」として使って頂きます。会食後は自分で洗って、布巾に包み、参加の記念品としてお持ち帰り頂きます。
いいですねぇ、薪で炊いたご飯に新鮮なたまごをかけて、会場の全員がひたすら「たまごかけご飯」を食すひととき。しかもおみやげが「マイ箸」とは、すばらしい。
かなりの頻度で朝食に「たまごかけご飯」を食べている私としては見逃せないイベントです。もっと早く開催を知っていたら、飛んで行ったでしょうに。
「日本たまごかけごはんシンポジウム」実行委員会事務局のBLOGでは
インターネットの世界では、かなり多くの方々が「日本たまごかけごはんシンポジウム」の話題を取り上げていただいているように見受けられ、反響の大きさに正直ビビっております。
とありましたが、申し訳ありません、私存じあげませんでした。ああ、本当にもっと早く知っていたら。「出雲神話と神楽の夕べ」なんかもとても興味深くて、参加してみたかったなあ。
こんな私のように行けずに身悶えしている人間のためか、シンポジウム公式サイトにある「卵かけご飯専用醤油『おたまはん』」の画像をクリックすると、オフィシャルスポンサー「吉田ふるさと村」のページに飛んで行きます。はさ木にかけられた稲の写真が心なごませます。(「はさ木」と言うのは新潟弁かもしれません。現地では「はで」と言うようです)
せめてこれを見ながら、自宅で炊きたてご飯に卵をかけて食べましょうか。
ちなみに「おたまはん」はだし入り醤油のようですが、私はキッコーマン醤油ストレート派です。
お茶碗に炊きたてご飯をふんわりよそい、真ん中を少しくぼませて、そこに卵をかしゃん、と割り入れ。
黄身に軽く箸を入れ、そこに醤油をちゃ、ちゃっ、と軽くさし、まず黄身と白身をゆるりと混ぜ合わせ。
卵が七分ほど混ざったらご飯を少しずつ、土手を崩すようにさくさく混ぜていくと、やがて卵かけご飯のできあがり。
卵とご飯がふんわり混ざり、ほかほかのお米が金色の衣をまとってつやつやしているのをぱくっ、と一口。ああ、幸せ。これが私の至福の「卵かけご飯タイム」。
ここからは余談ですが、「卵かけご飯」と言うといつも思い出すのが、小学生の頃に読んだ壺井栄の童話。
有名な「二十四の瞳」ではなく、題名を忘れてしまったのですが、戦時中に戦地から帰ってきた、お腹をすかせた見知らぬ兵隊さんに、大事に取っておいたお米を炊いて、卵をかけて食べさせてあげた、というお話です。主人公の子供が、自分たちはいつもは我慢して麦ご飯を食べているのに兵隊さんばかりずるい、と最初はふくれるのですが、涙にむせながら「うまい、うまい」と卵かけご飯をかきこむ兵隊さんを見ているうちに自分たちも泣いてしまう、という結末だったような気がしますが、その卵かけご飯を食べる様子があまりにも印象的だったのでしょう。自分で食べるたびに今でも思い出してしまうのです。
これからも平和に、おいしい卵かけご飯が食べられますように。
10/31追記:
実際に参加された方からトラックバックをいただきました。
写真入りで臨場感あふれています。
「シンポジウム行ってきました・本編」(ミハイル・アレクサンドロヴィチ・バクーニンの手:2005/10/30)
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コメント
ちょうど新鮮な卵をもらったところでした。
胃袋鷲づかみにされたので、明日かけちゃいます。
専用醤油、試してみたいなぁ。
投稿: d'n'c | 2005/10/13 00:12
>d'n'cさん
えへへ、つかんじゃいましたか(笑)。
お味はいかがでした?
私も今朝はかけちゃいました。大満足です。
安上がりだなあと自分でも思います。
投稿: くりおね | 2005/10/13 23:37