MOVIE 「銀河ヒッチハイク・ガイド」
公開前からなんとなく気になっていた「銀河ヒッチハイク・ガイド」、「binWord/blog」さんのエントリ「映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』は期待以上の出来」のタイトルを目にして、「そうなのか、これは速攻で行かねば!」と急いで観に行った。
※以下内容に触れていますので、未見の方はご注意を。
「ラブ・アクチュアリー」の出演者が多いこの映画、ブエナビスタ配給だがコテコテのイギリス物。
原作は同名の小説。パンフレットに掲載されている翻訳家の大森望氏の紹介によると、
ダグラス・アダムスの「銀河ヒッチハイク・ガイド」はバカSFの歴史にさんぜんと光り輝く超弩級の大傑作である。30ヶ国語以上に翻訳され、全世界で2000万部を売り、発表から四半世紀を経た今も熱狂的な愛読者を生み出しつづけている。
のだそうだ。
元々はBBCのラジオドラマとして書かれたものが放送後カルトな人気を呼び、TV化もされているこの作品を、原作者の脚本で映画化するまでは相当紆余曲折があったらしいが、それはともかく。
そんな大人気の原作を知らないまま観たが、とても楽しめた。
宇宙バイパス建設のため地球が取り壊されることになり、間一髪で脱出した主人公。銀河をヒッチハイクしてとある宇宙船に拾われた彼は、果たしてこの先生き延びられるのか?というのが簡単なあらすじ。このあらすじ自体すでにぶっとんでいるんで、この先のストーリー展開もこの調子で、いろんな意味で目が離せない。
ジャンルとしてはSFコメディなのだが、爆笑というよりは「うふふ」「いひひ」「くくく」というイギリス系にやにや笑いがほとんどなので、そういうものがお好きな方にはお薦め。
おバカ系SFが好きな方なら、「ギャラクシー★クエスト」をイギリステイストにして3ひねり半くらい加えたようなもの、と言えば雰囲気はわかっていただけるかもしれない。
なにせ主人公の出で立ちの地味さったら。寝間着にガウンで最後まで通すなんて誰が思うだろうか。ことあるごとに「紅茶はないか」とぼやくあたりもとーってもイギリス的。
主人公を演じるのは、「ラブ・アクチュアリー」でラブシーンの代役俳優を演じていたマーティン・フリーマン。他に「ラブ・アクチュアリー」組としては落ち目のロックシンガーを演じていたビル・ナイやアラン・リックマン(彼をロボットの声で使うなんて、なんて贅沢なキャスティングなんだろう)など。
キーになる命題「Answer to life, the Universe and everything」をGoogleで検索すると9,150,000件もの検索結果が出る。それほどに英語圏では愛されている物語なのだ。
映画を見てから読もうと取っておいた「binWord/blog」さんのエントリ「映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』は期待以上の出来」、とてもわかりやすく、映画の面白さをコンパクトにまとめられていて、こちらもお薦め。ネタバレはないので、観る前に読まれてもOK。
公開劇場はこちら。
TOHOシネマズ系のみの公開で上映館は少ないが、興味をお持ちいただいた方はぜひどうぞ。(川崎ではプレミアスクリーン・通常料金で公開中)
河出書房新社 (2005/09/03)
売り上げランキング: 170

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コメント
「銀河ヒッチハイク・ガイド」、楽しまれたようで何よりです。これを面白いといってくれる人が周りに少なくて、ちょっと寂しい思いをしておりました。
「Answer to life, the Universe and everything」の件ですが、英語版のGoogleでこれを検索すると劇中のディープソートと同じ答えを大まじめに返してきたんですよ。しかし、今試してみたら出なくなってますね。
投稿: Tats_y | 2005/09/26 00:08
>Tats_yさん
こんにちは。コメントをありがとうございます。
「銀河ヒッチハイク・ガイド」、とても楽しませていただきました。ただ、私の周りもこれを面白がってくれそうな人は少なく、ブログでしか大きな声で「面白かったー!」と言えないのが残念です。
「Answer to life, the Universe and everything」、ちゃんと英語版Googleでもやってみたんですが、映画通りの答えが出ず「あれ?」と思っていたところでした。以前はちゃんと出たんですね。うーん、見たかった。
投稿: くりおね | 2005/09/27 23:38