COMIC 「一緒に遭難したいひと」 第二巻
さんざん待たされた西村しのぶ「一緒に遭難したいひと」の第二巻が7月13日に発売になり、Amazonで予約していた私の手元にもようやく届きました。
「そこそこの美貌はあるけれど、抜群に甲斐性のない女子・キリエ&絵衣子」のコンビが、東京で、神戸で、有馬温泉で変わらずのほほんな活動をする様子が描かれています。
今回は絵衣子の知人・ショーコも加わり、ピンポイントにゴージャスな生活の楽しみっぷりもよりくっきりと。
個人的に楽しんだのは、二人の「趣味・お茶」ぶり。
東京のショーコのマンションで台所の戸棚で封印されていた「凍頂烏龍」「龍井(ロンジン)茶」「銀針白毫(ギンシンハクゴウ)」を見つけてキリエと絵衣子が狂喜乱舞し、持参してきた「マイ烏龍茶用急須(7年もの)」を使って熱いお湯で丁寧に入れるお茶の美味しそうなこと。
「お茶うけはグリコのアーモンド・キャラメルが良い」という台詞に、機会があれば試してみよう、と秘かに決意。
昨今の神戸は一見普通の店でもいろいろ中国茶が楽しめる、というのもうれしい情報。
Amazonの書評では「単なるエッセイ漫画になってる」と残念がっている方もいましたが、それはそれで「ライフスタイルカタログマンガ」的に、肩の力抜いて楽しめるところもいいんじゃないかと思います。役に立つこといろいろあるし、おしゃれだし、日々の中で何かしらを楽しむ姿勢が素敵だ、と。
現在発売中のKISS No.14でも「一緒に遭難したいひと」新作掲載中です。
時節柄、土用干しをする絵衣子のお話。
さて、次に単行本になるのはどの作品でしょう。
そろそろ「アルコール」あたりが来てもいい頃かな。
まあ、ゆっくり待たせていただきましょうか。
講談社 (2005/07/13)
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コメント
「凍頂烏龍」に釣られました。
私もマイ中国茶セット(電熱ポット付き)持ちです。私のおすすめのお茶受けはドライフルーツ系ですね。しかし実際のところ、お茶受けなしでOK!お茶さえあれば!というのが私の趣味です。
投稿: 山口 浩 | 2005/07/17 23:34
>山口浩さん
山口さんも「マイ中国茶セット」をお持ちとは。しかも電熱ポット付きで。いいですねぇ。急須はやっぱり熟成させていくものなのでしょうか。
お茶うけのドライフルーツもよさそうですね。
でもお茶うけなしでもお茶さえあれば、というのも納得です。私は中国茶は素人ですが、紅茶ジャンキーと言えるくらい紅茶が大好きで、おいしい熱いお茶をしみじみ飲めるとこの上なく幸せだと感じます。そんなわけでイギリスは天国でした。
投稿: くりおね | 2005/07/18 00:33