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2005/05/08

伏見工業高・山口総監督が朝日新聞「おやじのせなか」に登場

本日付けの朝日新聞東京本社版31面「教育」欄の「おやじのせなか」という連載記事で、京都府立伏見工業高校ラグビー部総監督の山口良治さんが登場しています。
サブタイトルは「『期待』励みに苦しさ越えた」。

山口さんをご存じない方も、「スクールウォーズ」のモデル、と言えばおわかりいただけるのではないかと思います。
荒れる無名校のラグビー部を率いて全国大会で優勝するまでの物語は「プロジェクトX 『ツッパリ生徒と泣き虫先生』」でも取り上げられました。

記事の内容としては、農家を営んでいた実家のお父さまについて語ったもの。
中学生の時に「期待されるような人間になれ」と言われた、とのこと。長男だった自分への期待を伝えたかったのだろうと感じた山口さんは、それからは「自分は何ができるのか」ということを意識するようになり、苦しい時は「期待されているんだ」と思うと頑張れたそうです。
中学時代は野球一筋で、本当は野球が強い高校に進学したかったのだけれども、お父さまの猛反対で野球部のない農林高校に進学。けれどそこでラグビーに出会って、結果日本代表にまでなるのだから、人生は何が幸いするのかわからないものですね。

東京への進学については、もう反対はされず、田畑を売って学費を捻出してくださったお父さま。ラグビーの指導者となってからは「子どもにケガさせたらいかんぞ」といつも言っていて、そのお陰か教え子には一生残るような大怪我をした子がいないそうです。

伏見工業が初めて全国制覇した時の決勝戦の試合前に、山口さんはお父さまの声がどうしても聞きたくなって電話をしたとのこと。

「日本一になってくるわ」と言いながら父の声を聞くと、なぜか涙が込み上げてきた。父は「試合前から泣いてどうするんや」。試合前は必ず近所の八幡さんで必勝祈願をしてくれていたことを後で知った。

このあたりのエピソードはいかにも「泣き虫先生」らしいなあ、と思いました。

「父は今のおやじには失われがちな『強さ』を持っていたと思う。強いというのは『優しさ』があるということ。子どもが問題を起こすまでには必ず『過程』がある。どんな時も子どもをありのままに受け止めるように心掛けてきた。」そう語る山口さんの言葉は、いろんな示唆を含んでいるように感じます。

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コメント

トラックバックさせていただきました。
また、トラックバックありがとうございます。
山口良治さんはすごく熱い人なので好きですね。

投稿: キャトルノアール | 2005/06/28 09:57

>キャトルノアールさん
はじめまして、くりおねと申します。
トラックバックとコメントをありがとうございました。

プロジェクトXで教え子の肩を抱いて涙を流す山口先生の姿に、私も泣きました。
思いを正面からぶつける熱さにとてもひかれます。

投稿: くりおね | 2005/06/29 23:55

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