さくら・2005
昼の桜は清らかで、夜の桜は妖艶で。
そのあい中の黄昏時の桜が、実は一番好きです。
暮れかけた薄く白い空の色に溶け込みそうなうすい色の桜の花びらがふわりと浮き上がる、そんな時間。
人恋しい気持ちに襲われる中ひとりで桜と向かい合って、あえてひとりを楽しむ、そんな時間。
咲くまではなかなか時間がかかったのに、咲いたとたんあっと言う間に駆け足で散りそうな今年の桜。
つかのまの逢瀬を、せめてこうして残しておきたくて。
また来年も、どうかこころ安らかに、この桜を見ることができますように。
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コメント
おはようございます。
やっと家事が一通り終了して、家族が出かけたので自分のお楽しみ(=ブログ)をひろげたら、くりおねさんから素敵なトラックバックが届いていたので、とても嬉しかったです。
>人恋しい気持ちに襲われる中ひとりで桜と向かい合って、あえて
>ひとりを楽しむ、そんな時間。
むむー。。。
大人ですね。:-)
せめてその瞬間は、酒臭い団体さんや大声で騒いでいる方々とは無縁でいたいですね。
投稿: fumi_o | 2005/04/10 11:07
>fumi_oさん
今日の雨で、満開の桜も散ってしまいそうですね。
>せめてその瞬間は、酒臭い団体さんや大声で騒いでいる方々とは無縁でいたいですね。
いや、まったくです。そういう「お花見」ってどうも苦手で。
今年の桜は束の間の夢のようでした。
投稿: くりおね | 2005/04/11 12:07