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2005/03/11

年金改革、ようやく動き出すか

3月8日付けの「週刊!木村剛」で、昨年から事実上膠着していた年金協議に光明が見えてきた、というコラムがアップされていました。

[木村剛のコラム] 年金協議にTV中継を!(週刊!木村剛)

3月1日の衆院予算委員会において、小泉首相が「年金一元化から議論していい。何の異論も言うつもりはない」と述べ、与野党会議に関して、民主党が要求する年金制度改革の先行協議を受け入れる意向を示したからだ。報道によれば、民主党岡田代表は、協議開始に踏み出すという。
 マスコミは色々と揶揄するだろうが、私は岡田代表の対応を素直に評価したい。3党合意の信義則を足蹴にした参院厚労委での強行採決については言いたいことが山ほどあるだろうし、民主党内にも強い反発があったはずだ。  それらを黙って呑み込んで、年金改革の与野党協議に臨むというのは、背後に政治的な計算があるとは言え、なかなかに立派な決断である。

恥ずかしながら、国会の行方には全くノーケアだったため、このようなことが起きていることを木村さんのこの記事で初めて知りました。昨年5月に強行採決されて以来、やっと次に進めるための一歩を踏み出そうとしているということですよね。そういう意味で大きな前進だと思います。
そしてこの膠着状態を打開すべく動いた小泉首相と民主党岡田代表の発言と行動に、木村さん同様賛同と敬意を表したいと思います。いたずらに時間が過ぎる中、年金問題が政争の具に使われて実質何も改革できないのではないかという強い懸念と不安をずっと持っていましたから。

このエントリに対し、参議院議員の藤末健三さんから「年金制度の抜本改革に向けた3党協議が動き出す」というトラックバックがありました。

そこで年金制度の改革に向けた3党協議を動かすことが岡田代表から説明されました。
結局、本日午前中に、民主党・自民党・公明党の三党の幹事長会談が行われましたが、この会談では協議開始の合意には至らず、自民・公明両党の民主党への文書による回答を待ち、今週中にも再度会談が行われることとなったようです。

「私としては『年金改革は、高齢者の方々に安心していただくためにできるだけ早くやるべき案件であり、政治的議論にすべきではない』と考えており」と藤末議員は書いていらっしゃいます。まったくその通りですが、民主党議員の中で「「年金抜本改革」を引き続き単独でも訴えるべきである」とおっしゃっている方々が少なからずいるとのこと。まったく何を考えているのか、と問い詰めたくなります。

藤末さんのエントリで、与党に対して示された民主党川端幹事長名の文書が下記の通り紹介されていました。
年金制度の抜本改革に向けた決意と見解(民主党ホームページ)

各党が年金制度の抜本改革の具体的方向性を提示しあい、改革への決意や、いつまでに結論を出すのか、どのような目標に向かってなにを議論し結論を導き出すのか、などの点について、まず国会で決議を採択し、国民に提示することが必要であると考えます。
 さらに、年金制度の抜本改革の議論は、当然にして国民に開かれた場で全政党が議論に参加することが求められると考えます。

民主党は、以上の点について自民、公明両党が明快な姿勢を示し、確認されるなら、他の政党の議論への参加を促し、国会での議論の環境を整えるために、その責任と役割を果たします。民主党はそのためにしかるべき担当者を配置する用意があります。


ええ、ぜひ、担当者を配置してください。
そして、今度こそ国民に公開した議論を行ってください。
さらには、その議論に国民も参加させて下さい。
昨年7月26日に行われた公開討論会に出席されたミズタマのチチさんは、ご自分のブログの記事「公開討論会行ってきました(もっと早く追いかけよう)」の中でどんな話だったかを書かれていますが、その場で様々な情報を知り、「もし次があったら、多分また行くでしょう。」とおっしゃっています。こういう機会をもっともっとたくさん作りましょう。

私たちにまずできることは、年金についてのブログエントリをどこかハブになる場所(たとえば公的年金トラックバックピープル)にトラックバックし、私たちが年金について、それに対する政治家や省庁の動きについてどう思うかという声を集めていくことかと思います。ネットで世論形成とまではいかなくても、マスコミ報道だけでは見えてこない様々な意見や事実がおそらく見えてくるのではないかと。

今後の与野党の動きに引き続き注目、です。

※業務連絡:私からの「週刊!木村剛」へのトラックバックはすべて投稿扱いで結構です。

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