大根と鶏手羽先の和風ポトフ
これは私が新米主婦の頃に買った、その名も「新米主婦の友」という雑誌に書いてあったレシピです。確かその時の特集は「安い野菜を食べきるためのレシピ」というもので、大根の他キャベツや白菜などをいかに有効に使うか、という観点からいろんな料理が載ってましたが、私が今でも覚えているのはこれだけです。当時ご担当の方、すいません。
<材料(二人分目安)>
鶏手羽先・・・4本
大根・・・1/4本
ニンジン・・・小1本
しめじ・・・1パック(100g)
ネギ・・・1/2本
だし汁・・・4カップ
酒・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
しょうゆ・・・少々
青ねぎ・・・適量
<作り方>
1.大根は2センチ程度の厚みで4つ切りにする。
2.ニンジンは食べやすい大きさの乱切りにする。ネギは2センチ程度の長さに切る。
3.手羽先と大根、ニンジン、ネギ、しめじを鍋に入れ、だし汁を入れ、酒を入れて火にかける。
4.アクを取り、塩・しょうゆで味付けをして、30分程度煮込む。
5.大根とニンジンに火が通り、やわらかくなったらできあがり。器に盛って、青ネギをちらす。
さて、これを作る時、私はもっと時間をかけます。煮込みに1時間くらい。
というのは、シャトルシェフという鍋を使うから。
これはサーモス社製の保温鍋で、魔法瓶の原理で保温しながら弱火で煮込むのと同じ調理をしてくれるもの。
ある程度熱を加えておけばあとは放っておいて大丈夫、というのがとても便利です。ガス代の節約にもなるし、付きっ切りにならなくていいのが楽ですね。朝仕込んでおいて夜食べるというのも可能なわけで、おでんの大根だけこうやって準備しておく、という使い方も私は時々しています。
ところで、雑誌の栄枯盛衰激しい中、「新米主婦の友」(その後「新米主婦の友 wiwi」という名前に変更)がその後どうなっているのか調べてみたら、1年半で休刊になっていたことを知りました。当時編集長だった方が「主婦の友」の編集長をやってらっしゃるようで、「主婦の友」社のホームページ載っていたインタビューを見つけたのです。
学力偏差値が通用するのはたかだか20数年、でも主婦の“生活偏差値”は80年通用するんです[藤岡真澄(主婦の友編集長]
2000年のインタビューなので、編集長が変わっている可能性はありますが、新雑誌の創刊というのはさぞかしエネルギーを使ったのだろうと思います。「新米主婦の友」を読んでいた方、あの時期はけっこういらしたんじゃないかなあ。
ふと懐かしく思い出してしまいました。
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