「できる社長のブログ術」木村剛さんの記事に「くりおね」の文字が?
最近ブログに関する書籍が多く出版されているようですが、その中のひとつ「できる社長のブログ術」という本の中に、「くりおね」という名前を見た、と友人から聞いて「何それ?」とびっくり。
この本はブログを書いている社長を16人取り上げ、社長達のブログから成功の法則を見つけよう、というもので、その中に木村剛さんも入っています。(2004年11月末現在の役職のため、KFi社長としての掲載)
木村さんのところで見たと聞いたので、電車男ネタか、それとも公的年金タスクフォースがらみかなあ、と考えたりしつつ、入手した本で木村さんのところを読んでみると。
木村さんの紹介の後に「週刊!木村剛」のこの記事が掲載されていて、その中にこういう風に名前が出ていたのでした。
ブログで「スター誕生」は復活するか?(2004.06.10)
要するに、「くりおね」さんが言っているように、「紙媒体に親しんでいる人たちにブログ的世界を体験してもらうという、一種のパラダイムシフトを促す可能性がある」と感じているのです。
そうでした、トラックバックを取り上げていただいたのでした。
こんな風に名前が書籍に載るのは「月刊!木村剛」以来ですね。
記事の中では注釈もつけていただいていて、それによると
「くりおね
情報の海をたゆたうように流れていくブログ。
(トップページURL)」
ということ。
そうか、流れていくブログなんですね(笑)。
確かに「興味の海を漂うぷらんくとん」というサブタイトルでは、このブログをご存じない方には何のことやらわからないですものね。
他の社長さん達のブログ記事と比べて、木村さんのエントリは寄せられたトラックバックを数多く入れたものになっているんで、ライターの方も大変だったと思います。
他のブロガーさんたち(Hiroetteさん、McDMasterさん、「ひとこと」さん、fareasterさん、「Tinkle-Tinkle」さん、「高嶺の花にくびったけ」さんなど)も注釈欄でひとことコメントつきでURLを紹介されていました。
さて、「できる社長のブログ術」の中で紹介されている社長さん達は以下の方々です。(敬称略)
堀江貴文(株式会社ライブドア)
山村幸広(エキサイト株式会社)←本に載っているURLから変更されています
佐々木かをり(株式会社イー・ウーマン)
藤田晋(株式会社サイバーエージェント)
熊谷正寿(グローバルメディアオンライン株式会社)
近藤淳也(株式会社はてな)西川潔(株式会社ネットエイジ)
内藤裕紀(株式会社ドリコム)
松本大(マネックス証券株式会社)
木村剛(KFi株式会社)
伊藤穣一(株式会社ネオテニー)
堀米毅(株式会社ビー・テクノロジ)
大川弘一(株式会社まぐまぐ!)
井口尊仁(株式会社デジタオ)
野田義治(株式会社イエローキャブ)
神田敏晶(KandaNewsNetwork.Inc.)
それぞれブログを抜粋で紹介されていますが、個人的には「はてな」の近藤社長のブログが一番「もっと読みたいなあ」と感じたかな。まあこのあたりは人によって趣味があると思いますので。
堀江社長のところで、「署名で書く記者のニュース日記」で非難され、あの騒動の元になったエントリが収録されていたのには失礼ながらちょっと笑ってしまいました。ネット上のこの事件がこんな形で活字に残っちゃうなんて、予想外だったもので。
でも正直去年の6月の出来事をなつかしい昔のことのように感じてしまい、それはネットの中の時間感覚が早く感じられるということでしょうか。そういう意味では、「昔、社長ブログありけり」ではありませんが、ブログが広がりを見せ始めた一時代のひとつの記録として、この本は見ることもできそうです。
私自身があまり「成功」に興味がないせいか、「成功の法則」は残念ながら見つけられませんでしたが、みなさん顔が見える内容になっていて、他の企業もどんどん社長ブログしていけば企業情報として面白いのになあ、と思ったりしました。
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