第77回アカデミー賞結果を見て
本日いよいよ第77回アカデミー賞の結果が発表になりました。
主要な賞の結果としては
・作品賞 「ミリオンダラー・ベイビー」
・監督賞 クリント・イーストウッド「ミリオンダラー・ベイビー」
・主演男優賞 ジェイミー・フォックス「Ray/レイ」
・主演女優賞 ヒラリー・スワンク「ミリオンダラー・ベイビー」
・助演男優賞 モーガン・フリーマン「ミリオンダラー・ベイビー」
・助演女優賞 ケイト・ブランシェット「アビエイター」
・脚本賞 「エターナル・サンシャイン」
・脚色賞 「サイドウェイ」
となりました。(すべての受賞結果はこちらをご参照ください)
「H-Yamaguchi.net」さんで紹介されていた「予測市場でみるアカデミー賞:2005/02/27」での結果と比べてみると、まったく同じ、パーフェクトでした。
予測市場の参加者達はアカデミーの審査員達がどのような作品/俳優を選んでくるのかを熟知しているのか、ツボとなるデータを押さえているのか。いずれにしてもすごいです。これは来年からまじめに追いかけなければ。
さて、今年はイーストウッドの年だったのか、それともよほどスコセッシとディカプリオにツキがなかったのか、主要の賞に関しては「ミリオンダラー・ベイビー」の一人勝ち状態だったようです。
実はイーストウッドは女性を描くのがあまり得意でないと思ってるんですが、今回は題材の勝利なんだろうな、と思います。もちろん実際見ている訳ではありませんが、聞いている情報で想像する限り。うまいストーリーを見つけましたね。そして主演女優はヒラリー・スワンク。「ボーイズ・ドント・クライ」の印象が強く、筋肉派のイメージがあります。彼女主演だからこそ実現できた作品なのかもしれません。
そのヒラリー・スワンクも主演女優賞を獲得。(アネット・ベニングは99年の「アメリカン・ビューティー」の時に引き続き、ヒラリー・スワンクにオスカーを奪われる結果に。)
また、モーガン・フリーマンが同じく「ミリオンダラー・ベイビー」で今回助演男優賞を受賞。晩年のいかりや長介を「日本のモーガン・フリーマン」と称したりしていましたが、やはり本家は一層シブく、カッコいい。月並みですが、いぶし銀という表現がぴったり。しかもピアスをしていてくれるのがまたステキです。
「ミリオンダラー・ベイビー」の対抗馬として最後まで競ったと思われる「アビエイター」、主要部門は助演女優賞以外を逃しましたが、撮影賞・編集賞・美術賞・衣装デザイン賞を獲得しています。ということは、大きなスクリーンで観るのにぴったりの映画の醍醐味を味わえるのが「アビエイター」、ストーリーと俳優の演技に焦点を当てて楽しめるのが「ミリオンダラー・ベイビー」だと今年の審査員は見た、と言えるかもしれません。
また、私がジョニー・デップに期待していた「ネバーランド」は、作曲賞を受賞しました。主演男優賞を逃したのは残念ですが、きっと近い将来にまたノミネートされるであろうことを期待しています。その時には、こんな風に「田代?」と突っこまれるような出で立ちは勘弁して下さい>ジョニデ
ちなみに、彼の次回作は、おなじみティム・バートン監督の「チョコレート工場の秘密」です。
<おまけ>
本日は所用があって休暇を取り、用を済ませたあと「77thアカデミー賞ノミネーション発表」で書いた友人の集まりに向かいましたが、到着した時には既に発表が終了しており、リアルタイムで観ることはできませんでした。残念。
3/5追記:
「ABC(アメリカン・バカコメディ振興会)」によると、
じゃ、アカデミー賞って誰が選んでんのよ?と思うかもしれませんが、アカデミー賞を選ぶアカデミー会員は、今年1月で約5800人。うち1277人が俳優で、467人がプロデューサー、431人が会社役員、音響が417人、脚本家が398人、監督が375人…といったところ。なのだそうで。えーと、ここにあげられた人数を引いてもあと2800人ほどいるんですが、その方々は一体?
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